あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
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あぷらなーと
文系寄りの元理系(?)
「天体」「マクロ」「実験ごっこ」その他諸々の科学写真が大好きな HN:あぷらなーと が いろんな写真ネタをのんびり語ります。あまり気合い入れすぎると続かないので、「ぼちぼち」いきます。
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軽量『にせBORG』システム始動♪

★samさんと天文談義していたら・・・

我が家に来訪されたsamさんとお話ししているうちに(右腕が動かないくせに)なんだかウズウズしてきて・・・・。
「ええい、こうなったらガチで左腕だけで設営できる超軽量システムを作ってやるぅ!」
などと良からぬ事を画策。

・・・構想30分組み立て90分で新システムが完成!
(といっても、先日来ゴソゴソやってたパーツの組み直しな訳ですが)

★軽量版『にせBORG』AOO特化装備・出撃!

と言うわけで、将来『三連装フルアーマーBORG』が出撃した際の練習も兼ねて、『とんがった仕様』の『にせBORG』でニワトリ出撃を決行
右腕に力を掛けられないので、設営には苦労しましたが・・・

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見よ!
一体どこが前か後ろか分からなくなるような前衛的なデザインの新『にせBORG』が完成♪
うむ。そのフォルムから『クローチェ・ディ・ピエトロ』と命名しよう(爆)。
では、スペック紹介いきまーす♪

・対物レンズ:ACクローズアップレンズNo4(口径50mm 焦点距離250mm相当)
・補正レンズ:Pro1DACクローズアップレンズNo3(レデューサ兼フラットナー)
・光路分割:自作ビームスプリッター
・カメラ①:ASI1600MM-Pro+Hαナローバンドフィルタ
・カメラ②:ASI1600MC-Cool+OⅢナローバンドフィルタ
・赤道儀:スカイメモS
・ファインダー:笠井のドットサイトファインダー

コイツでいわゆるAOOナローバンドの一気撮りを実現しようという作戦です。
※OⅢ用にMMではなくあえてMCを投入したのは、『三連装フルアーマーBORG』での運用を視野に入れて色々と思うところがあったからです。

ちなみに、天体の導入時にも
「左手でクランプを緩めて」
「左手で鏡筒を動かして」
「左手でクランプを締める」
という、右腕フリー戦法をとる必要があるため、バランスは完璧に合わせています。
ええ、そのためのシンメトリー構造です♪

スカイメモSの極軸設定は、左手で大まかに合わせた後、三脚を足でコツコツ蹴ることで微調整だっ!!
我ながらここまで来ると「なんの苦行だよ?」という感じですが、不屈の精神で粘り強く調整すべし。

・・・たっぷり3時間ほど汗だくになりつつも設営完了。
ついに久しぶりの出撃です。
f0346040_05444912.jpg
え?
「各カメラのピントとかちゃんと出るの?」
「左手だけでパーツの取っ替え引っ替えは無理っしょ?」
ですと?

ふはははは。
クローズアップレンズとビームスプリッタとは長い付き合いなので、物差しもメジャーも無しで各種光路長は一発で出せる域に到達してるのだぁー。
(ま、何の自慢にもなりませんが・・・ね)

★本日の攻撃目標はっ!

はい。ここはやっぱり北アメリカ星雲でしょー。
明るいし、ドットサイトファインダーの目視で十分導入に耐えますしねぇ。

露光は、ゲイン400でHα・O3共に各15秒。
これを各144コマのノータッチガイドで攻めます。
ダークフレームも同等数確保。
合計288コマのうち250コマをコンポジットして仮仕上げしてみましょう。

さて、成果は・・・・

ででん!!
f0346040_06030109.jpg
ま、ツッコミどころ満載ですが、とりあえずこんな珍妙な武器でも実用になりそうなことは確認。やっぱりナロー、バンドってスゴいなぁ。安物クローズアップレンズ2枚を組み合わせたインチキ望遠鏡でこのポテンシャル。
めでたい♪

※O3の露光が不足してたので、L画像にHαを充て、AOOパレットで合成した画像をRGB画像としてLRGB合成してあります。やっつけ仕事で処理ったので、色斑、色ズレなどが多発してます。いや、そもそも足で蹴る作戦で極軸は最高レベルまで追い込めたものの、2個のカメラの写野の調整まではムリでした。もっと真面目にやればクオリティはかなり上げられそうな予感。
ああ、せめてGPDを持ち出せるまで体が治ればなぁ~。

by supernova1987a | 2018-07-23 10:20 | 機材 | Comments(13)

『フルアーマーBORG』三連装化完成!?

★なんぞ、この禍々しいシルエットは!?
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ええ、まあタイトル自体でネタバレしちゃってるわけですが、ついに完成です♪

ででん!!
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Hα+SⅡ+OⅢ+Hβ+RGBの合計5チャンネルを同時露光するという、魔道兵器『三連装フルアーマーBORG』が完成しました。

★第1砲身:Hα+SⅡ
 対物レンズ:BORG89ED(キューブビームスプリッタ装着)
 補正レンズ:Pro1DーACクローズアップレンズNo3
 Hαカメラ:ASI1600MM-Pro+Hαナローバンドフィルタ
 SⅡカメラ:ASI1600MMーCool2号機+SⅡナローバンドフィルタ

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★第2砲身:RGB
 対物レンズ:BORG89ED
 補正レンズ:BORG純正マルチフラットナー
 RGBカメラ:ニコンD810A+LPS-D1光害カットフィルタ
 ※光学ファインダー+電子ファインダーのダブル装備

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★第3砲身:Hβ+OⅢ
 対物レンズ:BORG89ED(キューブビームスプリッタ装着)
 補正レンズ:Pro1DーACクローズアップレンズNo3
 Hβカメラ:ASI1600MM-Cool初号機+Hβナローバンドフィルタ
 OⅢカメラ:ASI1600MCーCool+OⅢナローバンドフィルタ

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ふはははは。
右腕完治のあかつきには、この新兵器でHα・SⅡ・OⅢ・Hβ・RGBを一気に制圧してくれるわー!!



★『お披露目式』にまさかのゲストが・・・・

昨日完成したばかりのこの魔改造兵器のお披露目に、特別ゲストがご来訪
鋭い考察と明快な解説が素敵なブログ「ほしぞloveログ」のブログ主Samさん、ご令嬢Natsuさん、ご子息Sukeくんです♪


負傷しているあぷらなーとの右腕がアレなので、実際に稼働して見せることはできませんでしたが、丸亀名物「福福餅」(ふくぶくもち)をつつきながらの談義、天文機材の話題から始まり、昆虫ネタ、音楽ネタ、讃岐うどんの秘密や、怪談話(?)まで、いやー面白かったです!

それにしても、NatsuさんSukeくんともに天文を嗜まれているようで頼もしい限り。対象の高齢化が危惧されているアマチュア天文界においてまさに期待の超若手ですねぇ。お話ししているだけで聡明さがにじみ出ているお二人さん。おっさんあぷらなーとの天文道楽は『妙な』方向に進んでいるので、惑わされることなく、清く正しくがんばってくださいねー。

いつか実際の観測でご一緒できたらなぁ・・・うーむ。
腕が完治したら今度はこちらから富山に出撃しましょうかねぇ♪
いや、マジで(笑)。

by supernova1987a | 2018-07-22 18:21 | 機材考案 | Comments(13)

『ど変態魔道』に復帰→秘密兵器完成!?

★一瞬、『変態』からの脱却を夢想したけれど

ま、あくまで「天体写真マニア」であって「天文機材マニア」を目指している訳ではないよなー。
という訳で、一瞬『魔改造兵器』を封印した画像処理とかやってみたんだけれど

・・・はっ!
否!あぷらなーとは、こんな芸風ではない

「誰もが考えつかない」か、考えついても「馬鹿らしくて実行しない」ような魔改造兵器を投入しなければ『ど変態』の名が泣くというもの。

というわけで、入院中に秘密裏に設計していた新兵器制作プロジェクトを発動してみた。


★なんぞ、これ!?

ええ、今回もまた一段と『禍々しい』魔改造兵器ですよー。

ふっふっふ。
さすがに、誰も「制作時間30分」とは思うまい。

出でよ、渾身の新兵器っ!



ででん!!
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えっ?
「何がなんだか訳が分からない」
ですか・・・。

では、少しずつ種明かしを・・・。


★対物レンズは・・・

先日来傾倒している『にせBORG』方式に則り、ケンコーのACクローズアップレンズNo4を対物レンズにしました。
口径50mm・焦点距離250mmのアクロマートですなぁ。


★カメラは・・・

ASI1600MM-Pro×1機
ASI1600MM-COOL×2機
合計3機の冷却CMOSモノクロカメラを実装!
・・・で、なんとこの3台がタイムラグもパララックスもなく同時露光されるのだー、


★フィルターは・・・

Hαナロー×1
OⅢナロー×1
Hβナロー×1
の3種類を実装済み。
ええ、いわゆるハッブルパレット系よりはRGBに近い構成です。


★そして心臓部は・・・

今回の新開発兵器のキモはココです。
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自作ビームスプリッタ2機を相対角度45度ズラして連結!
ええ、無偏光タイプのスプリッタじゃないので、こうすることで偏光の影響を最小限に止める作戦ですな。

・・・で、このダブルビームスプリッタによって、入射光が3分割されてそれぞれの冷却CMOSカメラへ送られるという仕掛け。
ちなみに入院中にウンウン唸りながら悩んだのが、この「偏光の影響で像が消える」であろう現象の回避(軽減)法でした。

★いざテスト撮影に出撃!!
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え?
「右腕が動かせない状態で、どうやって作ったのか」
ですかー。

そこはぬかりなく、右腕の手術前に「力が必要な箇所」だけは仮組みして並べてたんですよ。

しかも、入院中はリハビリの先生から指示されてた自主トレ(すげー痛い)を毎日3回欠かさず実施して、その他の健常部分は(許可を得て)1日4回筋トレ。
精密ドライバやPC等も左手だけで操作できるように日夜特訓♪(先日、利き腕を使わずに食べられる『串刺し』病院食を紹介しましたが、実はすでに左手でお箸も使えるようになってたりします。)
万が一転倒すると2週間の治療の全てがパーなので、患部に負担を掛けない転び方を練習して、左右の脚についても片足だけでも重心バランスが崩れないよう体幹トレーニングを欠かさなかった訳でして・・・。

そして、(ココが一番大事な部分ですが)左手だけでの機材制作中に手が滑った場合は、それがレンズやカメラであっても絶対に落下途中にキャッチしようせず「まずは見捨てる」精神力(笑)。


★・・・で??

何をする魔道兵器なのか?

ええと・・・ほら、ビデオカメラの世界では、昔から有るじゃないですかー。
ベイヤー配列(など)による解像度低下の影響を避ける『三板式カラーカメラ』などというチートなヤツが。

★★★以下つづきます★★★



by supernova1987a | 2018-07-08 19:42 | 機材考案 | Comments(22)

長焦点『にせBORG』昼間試写

★ネタなんだかマジなんだか

こんにちは。『へんてこ機材』量産中のあぷらなーとです。

先日、三連装『にせBORG』によるOⅢ+RGB合成の電柱テスト写真を公開しました。



1600円のケンコーACクローズアップレンズNo4を対物レンズにして自作した50mmF4.5版『にせBORG』でも、OⅢナローバンドで撮影した画像をL画像としてLRGB合成すると驚異的な解像度を叩き出す事が分かりました。
本エントリー後半の比較のために、画素補完してピクセル374%拡大した比較画像をお見せしましょう。
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左が短焦点版『にせBORG』+ASI1600MCによる画像
右はASI1600MM+OⅢで撮影したナロー画像をLとし、これに最大エントロピー画像復元をかけた上でLRGBしたもの。

同じ1600円対物レンズなのに、相当な解像力向上が得られたことが分かりますねぇ。

だが、しかしっ!


★長焦点版『にせBORGルナスナイパー』の破壊力

『アクロマートの逆襲』企画第2弾として制作した長焦点版『にせBORG』名付けて『ルナスナイパー』はテレコン内蔵でF14です。

だって、ほら、昔から言うじゃないですか。
「F値の大きさは七難隠す」って。

本来の目的であった月面撮影は天候悪化で中断しちゃったので、得意の「電柱テスト」でその威力を検証ごっこしてみましょう

ででん!
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左が短焦点版『にせBORG』のOⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)
右は長焦点版『にせBORG』+ASI1600MCのカラー画像(画像復元無し!)
です。
若干モヤモヤしているものの、解像度的には『素の画像』の時点で良い勝負できているじゃないかっ!

では、ビームスプリッタを用いて同時撮影したASI1600MM+OⅢナローでLRGBして、きちんと最大エントロピー画像復元もかけると、どうなるか?!

心の準備は良いですか?
では、いきますよー。

ででん!!
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左が短焦点版『にせBORG』のOⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)
右は長焦点版『にせBORG』OⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)
 
うひゃー!
 
こ、これは・・・
ふははははっ!
正直、笑いが止まらねぇ

では、成果をハデにアピールするために、『短焦点版にせBORG』+MCの通常撮影画像と並べてみますね。
(なんという、アンフェアな比較・・・)
f0346040_09000975.jpg
左は短焦点版『にせBORG』+ASI1600MCによる画像(画像復元なし)
右が長焦点版『にせBORG』OⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)

2000円足らずのアクロマート対物レンズも、変態あぷらなーとの『魔改造』なら、ここまで行けますぜ。
みなさんも、梅雨の憂さ晴らしにおひとついかがですか?
ケンコーのACクローズアップレンズNo2。

・・・いや、冗談です。
あぷらなーとのようにすでに膨大なアヤシいパーツを保有している方以外は、真面目に55FLとかFC60とかに行く方が健全です。たぶん。
 

by supernova1987a | 2018-06-07 09:12 | 機材 | Comments(20)

逆襲!?何と戦ってるんだか②

★オリジナル機材の楽しみは・・・

実用性があるかどうかは別として、オリジナル機材の楽しみは、色んな用途に合わせてその形態をチェンジできることですね。
というわけで、『にせBORG』企画第2弾を発動させることに・・・。


★今回セレクトしたパーツは!!

今回は、夜晴れることを期待して、下記のネタを合体してみることにします。
①対物レンズにはACクローズアップレンズNo2を!

このクローズアップレンズは、ディオプトリが2つまり焦点距離が500mmあります。
要するに口径50mmF10のアクロマートですなー。
このレンズ、単独でも結構良い像を結ぶんですが、今回はさらに『味付け』をしてみます。

②接眼部にはオリジナルビームスプリッタ装置を!

あぷらなーとがこの装置を考案・作製してから1年以上が経過しますが、今のところ他に類を見ません。
(単なる自慢。でも実はちょっと寂しい)
メリットとしては、
 ・鏡筒が1本で2本分の働きができる
 ・輝度情報と色情報を同時露光できる
 ・動きや回転を伴う天体でも色ズレが出ない
 ・地上の風景でもパララックスが生じない
といったところでしょうか。

③撮影の方式はOⅢナロー+RGBの同時露光に!

前回の『変態企画』で試したところ、存外にOⅢナロー+RGBの合成がシャープだったので、今回もこの手法を取り入れて、ビームスプリッタに「ASI1600MMM-Pro+OⅢナロー」とASI1600MC-COOLを同時装填してみましょう。

★せっかくですから『広告』も(笑)
ででん!!
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わはははは。
こりゃ禍々しい(笑)
ああ、また『魔界』の扉を開けてしまった。
ちなみに、インチキ製品名を「ルナ・スナイパー」にするか「アルテミス・アーチャー」にするか(どうでもいいところに)悩んだというのは内緒。
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赤道儀はスカイメモSにビクセンのパーツを組み合わせたものをチョイス。
これなら片手でヒョイヒョイ運べますし、月追尾モードも選べるのがうれしい。
それに、ASI16002台の『赤缶』とのカラーマッチングが素晴らしいので・・・。

そろそろ各パーツの光路長を『体が覚えてきた』ようで、組み上げた直後に月に向けると一発でピントが来ました♪

★ファーストライトは半分失敗

いや、ホントはシャープな月面をゲットしようと企んでいたんですよー。
でも、途中から薄雲が全天に広がっちゃって、MM-Proのピントチェック用画像を撮影しただけで店じまい(涙)
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MCと同時露光を始める前に曇っちゃったので、肝心のORGB合成はできず。
でも、薄雲がかかってて、シーイングも悪い中の月面としてはまずまずかなあ。
なにしろ、今回も1900円前後の激安対物レンズですもんねぇ。
うん。今後の撮影が楽しみ♪

P.S.
「あぷらなーとは赤が好きなのか?」
いえ、ホントは黄色が大好きなんです。
ほら、ニコンって黄色のイメージを多用するし、昔愛用していたカタディオプトリックカセグレン「ミザールのアルテア15」は鏡筒が黄色だし。
ああ、でも近年は「黄色の鏡筒」というと「タカハシのイプシロン」の意味になっちゃいますね。
でも・・・・

ん?・・・なんか荷物が届いたよ?

来た!
(にゃあさんから情報をもらった刹那に無意識に)ヤフオク入札してて、結局落札しちゃった「BORG89ED対物レンズ(絶版の白モデル!)」
ええ、これで『まともな対物レンズ』も3個揃いました!!

右腕の怪我が治ったら、BORG89ED×3本+ビームスプリッタ×2機にASI1600×4機とD810Aを装填して・・・

Hα+OⅢ+SⅡ+Hβ+RGBの5チャンネル同時露光システム
を降臨させるのじゃー!

ええ。手術の後、右腕に握力が戻るまでの間は、三連装『にせBORG』で練習しますとも♪

ふはははは。
全ては計算通り(・・・ホントか??)

by supernova1987a | 2018-06-04 11:58 | 機材考案 | Comments(13)

まとめページの作成に着手しました

★ブログの弱点は・・・

インターネット黎明期に精を出して作っていたHPと異なり、ブログはお手軽で良いんだけれど、記事が散逸するところが弱点ですね。
好き勝手に色んなことを書き散らしてタイムライン上を流れちゃうので、自分で自分の記事を探し回る始末に・・・

という訳で・・・

エキサイトブログには「フリーページ」なる機能があるのを見つけたので、試運転開始♪
なるほど、これだと更新タイムライン上に出ないので、独立して設置できる訳ですね。


★第1弾は・・・

あぷらなーとの『変態パーツ』と言えばコレでしょう、と言うわけで、「ビームスプリッタ」関連をまとめてみました。


今後、「クールファイル補正関連」とか「イーブンオッド関連」とか「冷却CMOSカメラ関連」とか「霧箱関連」とか、まとめていく予定。
ある程度整理がついたら、直リンクを掲載しようっと♪




by supernova1987a | 2018-02-13 00:33 | 機材 | Comments(8)

『フルアーマーBORG』で「年越し薔薇」

★たしか以前バラ星雲を撮影したのは・・・

自称「天文ファン」のくせに、よくよく考えてみると、超メジャーな「バラ星雲」を撮影した記憶が一度しかありません
それも、高校生の頃にファミスコ60S+コニカGX3200を使って撮影したきりという・・・。

さて、
フルアーマーBORGの初陣が2回連続で空振りに終わったので、このままでは年が越せぬとばかり、大晦日の夜に「年越し蕎麦」ならぬ「年越し薔薇」を敢行。昼間から夕方に掛けては雨でしたが、23:00頃にようやく晴れ間が出てきました。

★今こそ出でよ!フルアーマーBORGっ!!
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BORG89EDツインにビームスプリッタを装備して、ZWOの冷却CMOSカメラ・通称『赤缶』を3本も搭載。で、ノートPCも3台出動。
1台目PCで導入、2台目PCはASI1600MMーCOOLを2台トリガー、そして3台目PCでASI1600MC-COOLをトリガーする作戦。

さらに、先日組んだ秘密兵器『どこでもフラット』も投入します。レタリング用のLEDトレース台と譜面台を組み合わせたアヤしさ満点のアイテムです。こちらも実戦投入は今回が初。
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いえ、スカイフラットじゃないので、別に後から家の中でフラットを撮っても良いんですけど、カメラの傾きとかゴミの状態とかが変わるとイヤなので、現場でフラットも撮っちゃうことにしました。


★まん丸な月が邪魔するけれど・・・

うーん。最近満月期しか晴れないなぁ・・・・。
でも大丈夫、そんなこともあろうかと3台のASI1600にはナローバンドフィルタが装填されているのです!

結局、晴れ間を縫って撮影を敢行。いつ雲が通過するか分からなかったので、オートガイドは無し。
潔くノータッチガイドで乗り切ります。
さて、3台のカメラを駆使して撮影したデータは・・・

①ASI1600MM-COOL1号機(ビームスプリッタ併用)
 フィルタ:Hαナロー
 ゲイン:300
 冷却温度-15度
 ライトフレーム:30秒露光×478コマ
 フラットフレーム:360コマ
 フラットダーク:360コマ
 ダークフレーム:360コマ

②ASI1600MM-COOL2号機(ビームスプリッタ併用)
 フィルタ:SⅡナロー
 ゲイン:300
 冷却温度-15度
 ライトフレーム:30秒露光×480コマ
 フラットフレーム:360コマ
 フラットダーク:360コマ
 ダークフレーム:360コマ

②ASI1600MC-COOL(直付け)
 フィルタ:OⅢナロー
 ゲイン:300
 冷却温度-15度
 ライトフレーム:30秒露光×497コマ
 フラットフレーム:360コマ
 フラットダーク:360コマ
 ダークフレーム:360コマ

さて・・・・
収集した画像データ、実に4977コマ(約162GB)・・・これ処理しきれるんかなぁ・・・・。

ま、撮影は晴れた日にしかできないので、曇りの日にのんびり処理することにしますか。
うーむ。これは長く苦しめ楽しめそうだぞ♪


★とりあえず、Hαを処理してみる

なにはともあれ、ちゃんと写ってるのかどうかさえアヤシいので、Hαだけ処理してみることに。

撮って出しの1コマ画像は、がんばって炙り出してもこんな感じでした。

f0346040_11591591.jpg
うーむ。
写ってるなあ・・・写ってるけど厳しそう。ナローバンドとは言え、やっぱ満月期は無謀だったか?

だがしかし
今回はフラットも撮ってることですし、478コマという『数の暴力』で押し切ることにします。
そうそう、MM1号機はクールピクセルがウジャウジャ出るので、『クールファイル補正法』も投入します。

ステライメージ6.5・ステライメージ7・PSCC・シルキーピクス・NikCollectionをフル投入。
もう、気が遠くなるほどの画像処理を経て・・・

ついに・・・・


ででん!!

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おお!
高校生の頃に撮ったバラとはまるで別物(あたりまえか)

やっぱ、ナローバンドってすげえ!

P.S.
ここらへんで力尽きたので、SⅡとOⅢはまた次のお休みに処理します。
実は、OⅢの画像をちょっと見てみたら、何がいけなかったのか「画面中央に巨大な(バラ星雲くらいの大きさの)ゴースト状の光芒」がクッキリ出てて撃沈。・・・こりゃ難儀しそうです。)


by supernova1987a | 2018-01-01 12:16 | 天体写真 | Comments(7)

ASI1600MMの『のっぴきならぬ問題』を見つけてしまった

★『フルアーマーBORG』の出撃準備として・・・

BORG89EDをツイン鏡筒にして、そのうちの1本にはビームスプリッタを装着し、合計3機の冷却CMOSカメラを同時稼働させて「SAOナローを一発撮りしてしまおう」という乱暴な機材、名付けて『フルアーマーBORG』の出撃準備中です。残念ながらASI1600は2台がMMで1台はMCなのですが、OⅢなら(数の多い)G画素が使えるのでMCでも代用になるかと・・・・。

所詮、鏡筒は2本ですのでリアルなトリプル鏡筒には勝てないでしょうが、フィルター交換の手間や波長によるピントズレの補正の手間が省ける分、単なるツイン鏡筒よりは効率は上がるかと目論んだ次第。・・・まあ、CPUで例えると、「実際は2コアだけれど、ハイパースレッディングで3コアに見せかけてる」みたいなもんですかね(笑)。

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★ビームスプリッタには純正のフラットナが使えないので

ここで問題になるのが、ビームスプリッタを積んだことによって、純正のフラットナが使えないことです。
仕方ないので、ケンコーのクローズアップレンズAC3をレデューサ兼フラットナとして各カメラの前に組み込みました。
また、ASI1600MMは新機種「ASI1600MM-Pro」がアナウンスされていましたが、特性が変わっちゃうと色々とめんどそうなので、あえて従来の機種を入手しました。

さらに、ビームスプリッタを積んだことによって(V-Powerに換装しているとはいえ)接眼部に掛かる負担が大きいので、色々と補強を施しました。
f0346040_21105274.jpg
また、サブの鏡筒(MC×1で運用)は標準のヘリコイドでタワミが大きいので、こちらも補強。
さらに使わなくなったCCDカメラを電子ファインダーに仕立てて搭載しました。
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★ファーストライトまでの道のりは遠くて・・・

ここで、サクッとファーストライトに突入すれば楽しいのですが、自作レデューサの成否とか、フィルターの位置の調整とか、そもそもピントが出るのかとか、課題が山積しているので、なかなか実戦投入までの道のりは遠そうです。

というわけで、まずは、2台のASI1600MMが「似たような特性なのかどうか」をチェックするとともに、ビームスプリッタ併用時の弊害が出ないかチェックすることに。

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とりあえず、メイン鏡筒にビームスプリッタと2枚のASI1600MMを装着して、両方ともピントが出せるかどうかをテスト。
補強ステーと補強リングによって接眼部の可動範囲が制限を受けるので、意外と難航しました。

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天気が悪いので、こんな感じで約1km遠方にある鉄塔を撮影してみます。

・・・ところが・・・


★なんだ?この違和感は!

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まずは1コマ撮りです。左がビームスプリッタの直視方向に装着したASI1600MM1号機(元々持っていた物)、右が直交方向に装着したASI1600MM2号機(今回買い足した物)です。さすがに、MCと異なりMMはシャープです。ベイヤー処理が不要なことが大きく効いてきている上に、600mm前後の焦点距離だとシーイングの影響も受けにくいからでしょうね。

・・・でも、ちょっとまってください。
ええと・・・なんだか違和感があります。

2号機の方だけディスプレイで見るとモアレが見えるんです。これがカラー機のベイヤー画像なら分かります。
ディスプレイのナイキスト周波数がベイヤー配列の周波数よりも低い場合はモアレが生じて当然ですので。

でも、これ、モノクロ機ですよ。モアレなんて出ないでしょ普通。

ちと拡大してみます。

f0346040_21273412.jpg
すると今度は2号機のモアレは消えたものの・・・・。
なんというか、やはり違和感が。

ええと、どう言えば良いんでしょう。ちょうど、モノクロ機とカラー機の中間のような「なんだかピリッとしない」画像
それになんだか、変なノイズリダクションを掛けた後のようにボソボソしてます。


★コンポジットして比べてみる

1枚画像だけではショットノイズが支配的なので、カメラの特性が見えてきません。
そこで、それぞれ50コマコンポジットしてみました。もちろん、位置合わせは無しの加算平均処理です。

・・・すると・・・

ええっ!!
f0346040_21332806.jpg
ショットノイズが打ち消された結果、左のMM1号機は「お馴染みの」クールピクセルが明瞭に出てます。
ところが、右のMM2号機にはクールピクセルがほとんど見当たらない!?
その代わり、なんだか不自然な網目模様というか、「荒れ」が一面に広がっていて、とても50コマコンポジットには見えません。
しかも、若干像が甘い。

これ、カメラ内部でなんか『変な』処理されちゃってるんじゃ・・・。


★まさか・・・・

せっかくPro版ではなく従来仕様のASI1600MM-COOLを買い足したのに、これじゃ特性が違いすぎて「やりたかったこと」できないよぉ・・・・。
ああ、もう!

・・・・まさか・・・・・マイナーチェンジで「ピクセルマッピング」されちゃったとか「ノイズ低減処理エンジン」が積まれちゃったとか・・・???
ううー。マジで泣きそうです。(こんなことなら、おとなしくPro版に行ってたよー。)

というわけで(ナローバンド撮影にはさほど影響はしないでしょうが)副産物的に思いついていた『種々の面白い試み』が全てパーかも(涙)


★★★お約束★★★
あくまでも私見です。一般的にはクールピクセルが減るのは良いことです。
また、あぷらなーとはあくまで素人なので、今回の『検証ごっこ』には、多大なるミスが含まれているかもしれません。
なお、正確には、乾燥剤を入れる口のキャップの色など変更点が認められますので、まったくの同一仕様であるという保証自体がなかったわけですが・・・・



by supernova1987a | 2017-12-18 21:58 | 機材 | Comments(14)

満月に負けない!③

★『難敵』馬頭星雲

いつも、ネット上の素晴らしい作品を見てため息をついている天体があります。
メジャーな割に結構難敵な対象、馬頭星雲です。
これ、すごく苦手なんですよねぇ。

そばに輝星があるし、そもそも暗いし、・・・暗いお空の元で明るい光学系使わないと上手く写せそうにありません。
これまでのチャレンジだと、星雲本体が淡いか盛大な『縮緬ノイズ』が出るかで全て玉砕。


★3つの『新兵器』フル動員でがんばってみる

久しぶりに晴れた先日の日曜日、満月期ではありますが、リベンジしてみることに。
今回は、昨年までと異なりVMC260Lに「3つの新兵器」を投入。

 ①ASI1600MCとMMで同時露光するビームスプリッター
 ②『縮緬ノイズ』を劇的に軽減する『クールファイル補正法』
 ③Hα12nmナローバンドフィルタ

さらに、普段無精して割愛しているポールマスターによる極軸合わせとPHD2によるオートガイドも実施します。

f0346040_14093122.jpg

馬頭初心者としては、あまり欲張らずに
「とりあえず、それっぽく見える」
ことを目標に仕上げてみます。


★撮影の主データ

望遠鏡:VMC260L+自作レデューサ
カメラ:ASI1600MC-COOL + ASI1600MM-COOL
赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス
ガイド:PHD2+ミニBORG50によるオートガイド
ゲイン:400(MC.MMとも)
冷却:-10度(MC.MMとも)
フィルタ:MCにLPS-D1 MMにHα12nm
露光:30秒(MC.MMとも)
※ドリンクウォーマー転用ヒーターで結露とり

珍しくオートガイドを入れているので本来は露光をもっと伸ばせそうですが、すぐ近くに満月がありますしガイド鏡のたわみやVMCのミラーシフトなどがあるので、いつもの「短時間露光多数枚コンポジット」で行きます。


★1コマ撮りだと・・・

MCとMMの1コマ撮りだとこんな感じです。

f0346040_14182181.jpg
 ※左:MC1コマ撮り 右:MM1コマ撮り

お?
MCだと完全に満月の明かりに埋没している馬頭が、MM+Hαだとうっすらと見えます!!


★120コマコンポジットしてみます

MCはダーク減算とホットピクセル除去を施してコンポジット
MMはそれに加えて『クールファイル補正』を加味してコンポジット
できるだけ『縮緬ノイズ』を押さえ込んでみます。

f0346040_14214984.jpg
 ※左:MC120コマコンポジット 右:MM120コマコンポジット

おお!

MM+Hαの方は、クッキリと馬頭が浮かび上がってきました。
ナローバンド、すげぇ♪


★その他ゴニョゴニョしてLRGB合成

(炙り出しした際に)ある程度ノイジーになる画像の『応急処置』にも慣れてきました。
ステライメージの他にNikCollectionとシルキーピクスを使って、ノイズを『ごまかし』ます。

今回もフラット補正はしていないので、「今後のお楽しみ」

さて、ノイズ処理加工したMMのL画像とMMのRGB画像をLRGB合成してみます。

すると・・・


ででん!
f0346040_14310055.jpg
うむ。
明らかに「自己ベスト」の馬頭星雲ゲットです♪
・・・満月期に(笑)

・・・まあ、ベテラン諸氏から見ると『鼻で笑う』レベルでしょうが、前回作と比べるとその差は歴然
ここは自己満足しておきましょう。

前回の馬頭星雲(2016年8月31日撮影)↓

f0346040_14402157.jpg
 ※VMC260L+純正レデューサ+LPS-P2フィルタ
  ASI1600MC-COOL(-15度) ゲイン200 露光30秒×50枚コンポジット
  (低ゲインなのに『縦縞まみれ』なのは、無理して炙り出してる証拠xx)

さて、新月期に真面目に撮るとどうなるんでしょうなぁ。
わくわく!


by supernova1987a | 2017-11-13 14:46 | 天体写真 | Comments(12)

満月に負けない!②

★満月期でもナローなら!

ナローバンドは「満月期や市街地に強い」らしい。
たしかに、前回画像処理したオリオン座大星雲M42は良い感じで撮影できました。

とは言うものの、暗めの天体でも「そう」なのかなぁ?
などと懐疑的だったので、今回は、少し暗めの天体で試してみることに。

・・・まあ、前回に撮りためてたデータを画像処理しただけなんですが・・・ね。


★あこがれの『シャボン玉』

シャボン玉星雲(バブル星雲)NGC7635。数年前から、これを撮るのに憧れてました。
とは言え『明るい天体専門』の あぷらなーと にとっては、これ結構暗いんですよねぇ・・・。
写ってるんだろうか・・・。

撮影機材は、例の「ヘンテコ」なセット
VMC260L+自作レデューサ+自作ビームスプリッタ に
ASI1600MC-COOL+LPS-D1フィルタ(ゲイン400)
ASI1600MM-COOL+Hα12nmフィルタ(ゲイン400)
の2台の冷却CMOSカメラを接続して同時露光
シャボン玉星雲はM42よりも前に撮ったのでオートガイド無しのノータッチガイドです。

f0346040_08543028.jpg
それにしても、満月の明かりが強烈でしたからねぇ。
ゲイン400の30秒露光の1コマ撮りだと(がんばって炙り出しても)こんな感じ。
f0346040_03515136.jpg
全然『シャボン玉』に見えない(涙)

さて、Hαナローだと、どうなりますか。


★驚異のナローパワー

いや、正直、侮ってました。
Hαナローって(安価な12nmタイプですら)スゴく効きますね。
まあ、下の画像を見てやってください。

左がMC+LPS-D1 ゲイン400・30秒露光×107コマコンポジットで
右がMM+Hα12nm ゲイン400・30秒露光×110コマコンポジットなのですが・・・

f0346040_03552392.jpg
げげっ!
あ、圧倒的じゃないか!

ナローバンド恐るべし

条件が揃うもなにも、そもそも全く同時刻に同じ鏡筒の像をビームスプリッタで2分割してそれぞれのカメラに入射させてますので、「完全に公平」な比較なわけですよ。・・・すみません。使う前から侮ってました。

※Hαの方はMCに比べて圧倒的に低ノイズ(SN比が高い)だったので、最大エントロピー画像復元を掛けています。



★早速L-RGB合成してみる

この2つの画像を合成するには、(素人頭では)主として2つの流儀が考えられます。

①MM+HαをL画像、MCをRGB画像として、LRGB合成する
②MCのRGB画像の内、RチャンネルをMM+Hαの画像にスワップする

双方やってみたのですが、①は解像度が高いものの「発色が浅い」ようです。対して②は「発色がエグい」上にノイジーでした。
仕方ないので①②をブレンドしてみます。(なんか胡散臭いですが、所詮遊びなので・・・)

すると・・・

ででん!
f0346040_04060538.jpg
おお! なかなか良い感じです♪

・・・というわけで、「人生初のシャボン玉」は、まさかの満月期にゲットできちゃいました。

めでたい♪


★★★補足★★★
自作ビームスプリッタは、カラーカメラとモノクロカメラを同時露光できる便利なグッズですが、懸念されていたのが「分厚いガラス塊を通過する際に生じる負の球面収差と色収差」でした。
※幾何光学的にシミュレートした試算結果は下記リンク参照↓

正確な考察では無いのですが、クローズアップレンズを転用した自作レデューサでは不可避な「正の球面収差」がビームスプリッタの「負の球面収差」と相殺する方向に働いており、色収差に関してはナローバンドフィルターの特性から大幅に軽減(というか、事実上消滅)されたことにより、たまたま「良い感じ」のコンディションになった可能性もあります。(VMC260Lとクローズアップレンズの設計データが不明なので、詳細な考察ごっこは不能ですが・・・)
無論、選別した光が長波長であることでシンチレーション(シーイング)の影響が軽減される点と、恒星像が暗くなったことによる「見かけ上のシャープさ」も大きく寄与していると考えられます。

ちなみに、ビームスプリッタの使用により各カメラに入射する光量は1/2になりますので、実質フィルタホイールを使った場合と運用効率は変わりません。
・・・でも、カメラごとにピントの微調整ができるので、楽と言えば楽なんですよねー。今後の展開を考えると♪

by supernova1987a | 2017-11-09 06:32 | 天体写真 | Comments(8)


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