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あぷらなーとの写真ブログ
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★ NewAtlux赤道儀 と EQ6Pro赤道儀 ② ★

★EQ6PROは優秀な赤道儀だと思います★
f0346040_02101415.jpg
NewAtluxよりも恒星時駆動は安定していますし、結構丈夫です。
重量級のVMC260Lを載せて最高速でブン回しても平気です。

先日の立体感あふれるM42オリオン座大星雲の写真↓が撮れたのも、EQ6Proのおかげです。
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 ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L直焦点 EQ6Pro赤道儀



★でも・・・★
かつてアトラクスを愛用していた身としては、EQ6に違和感を感じることが多々あります。
たとえば、アトラクスなら、生命線の電源供給部は接続部をリングで締める形式のため、脱落の心配は皆無ですが
f0346040_02451982.jpg
EQ6では、単にDCジャックを差し込むだけで・・・
f0346040_02461654.jpg
撮影中にうっかり手が触れると、一時的に電源が切れたり、アライメントデータが飛んだりするところが、なんとも・・・・・


また、アトラクスなら水準器付きの時角目盛環を極軸望遠鏡ごと回せるので、容易に極軸が合うのに対して
f0346040_02553687.jpg
EQ6では、望遠鏡ごとぐるぐる回しながら時角を合わせる必要があるため、季節によっては望遠鏡が三脚にぶつかり時角あわせが物理的に不能です。(ビクセンのGPDもこの現象が起こるのですが、赤緯体の向きをシーズンごとに付け替えることで解消できます。)
また、経度補正用の目盛りリングが薄すぎてフニャフニャしている反面、指標がとんがった金属板で、どうも『無理矢理感』があります。
f0346040_02590169.jpg
その上、深刻なことに極軸望遠鏡のパターンがお粗末すぎて、精密な極軸あわせは至難の業です。

まだあります。
赤径赤緯のクランプからバランスウエイトのクランプまで金属製のアトラクスと比べ
f0346040_03084270.jpg
EQ6のクランプは全てプラスチックです。
f0346040_03082052.jpg
まあ、クランプは締め付けすぎると内部ギアなどに悪影響があるので、良いとして・・・・

三脚がジュラルミン製で、堅さ調整も六角レンチで容易なアトラクスと比べ
f0346040_03154948.jpg
EQ6の三脚はステンレス製で、ごく普通のボルトとナットで固定されているので、どうも調整が難しいです。
f0346040_03171405.jpg
また、バランスウエイトを装着するシャフトに関しては、アトラクスが25mmも太さがあるのに対して、EQ6はたった18mmしかありません。
しかも、普段本体内に格納されているシャフトが滑らかに出てくるアトラクスに対して、EQ6は伸ばす途中で内部でゴツンと何かに引っかかりスムーズにシャフトが出ません。
f0346040_03240329.jpg
※左:アトラクス用ウエイト 右:EQ6用ウエイト


・・・こういう所が日本製の赤道儀の『真面目さ』なんでしょうね。

同世代の男性にしか分からない表現かと思いますが
アトラクスがガンダムだとすると、EQ6は、なんだかジムっぽいです。


それなのに・・・・・
せっかく本体が優秀な造りなのに・・・・
どうして暴走しちゃうんだ?
アトラクスのDCモーター!

一応、ビクセンからは本体の造りも優秀で電子系も優秀になったアトラクス後継機種「AXD赤道儀」が販売されているのですが
・・・・さすがに、お高いです(涙)。
また、SX赤道儀を強化してパルスモーター化したSXP赤道儀やSXD2赤道儀も販売されていますが、おそらくVMC260Lを載せるには強度不足でしょう。
なにしろ、赤道儀本体の重量がアトラクスの半分ほどしかありませんので・・・・・。


★・・・・というわけで・・・・★

動かすことができず、インテリアとなってしまったアトラクスを復活させるべく
12月からオリジナル用品の販売と赤道儀改造で有名なK-ASTECさんの所に入院させました。

内蔵モーターをDCモーターからステッピングモーターに換装して、
コントローラもスカイセンサー2000PCからAGS-1に交換してもらうためです。

これで、アトラクスの弱点である電子系の性能もEQ6以上になる!・・・・予定。


★★★ 以下つづきます ★★★


by supernova1987a | 2015-04-17 07:25 | 天体望遠鏡 | Comments(5)

★ NewAtlux赤道儀 と EQ6Pro赤道儀 ① ★

★本業の激務シーズンを無事乗り越えたので・・・♪


しばらく冬眠中だったブログ、
ぼちぼち更新をかけていきます。

※・・・あ、ちなみに、今回のテーマ「赤道儀」とは天体写真を撮るときに、日周運動で逃げていく星を自動で追いかけてくれる追尾装置のことです。
「星屋」以外の方は、天体写真専用の巨大三脚の一部と思ってください♪


★思えば・・・・・

2001年の歴史的な獅子座流星群の大発生の時(当時は、まだフィルムカメラでしたが)一眼レフを満載して一生の思い出に残る流星写真をどっさりゲットしたときも・・・・
f0346040_00435735.jpg

ニコンEM+50mmF1.8S+フジスペリア1600ネガ NewAtluxノータッチガイド

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初デジタル一眼に望遠レンズを搭載して(下手クソながらも)星雲星団の輝きを写して喜んでいたときも・・・

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フジS2PRO+ニコン300mmF2.8+1.4×テレコン NewAtluxノータッチガイド

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ニュートン反射望遠鏡を使って銀河の撮影に一喜一憂していたときも・・・

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ニコンD700+ビクセンR200SS直焦点 NewAtluxノータッチガイド

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・・・・・赤道儀は、いつもNewAtluxでした

当時ハイアマチュアが使う赤道儀と言えば、なんといっても高橋のEM200が主流で、アトラクスを使っている人は、天文雑誌のコンテストデータでも滅多に見かけませんでしたねぇ。EM200よりも高価なのに、そのDCモーターの『じゃじゃ馬』っぷりが敬遠される理由の一つなのでしょうが、少々『あまのじゃく』な私は、このアトラクスが大好きでした。

・・・・・でも、事件は突然やってきました。

「うそやろっ?!」


これまでも、いわゆる『しゃっくり現象』や、『びびり現象』や、『モーターの脱調現象』など、噂に違わぬじゃじゃ馬っぷりだったのですが、
3年前のペルセ群の撮影中、ついにアトラクスが全速力で暴走をするようになりました。
順調に恒星時駆動している途中で、(子午線超えでもないのに)急に800倍速で走り出し、望遠鏡とカメラが三脚に激突する恐怖。

「さすがに、もう限界か・・・・」

サブ機として温存していたGPD赤道儀を引っ張り出す手もあったのですが、悪いことに、ちょうどその頃VMC260Lをアウトレットで激安入手したこともあり、いくらなんでもGPDにVMC260Lを載せたら、ぶっ壊れるだろうということで、泣く泣くアトラクスの代用機を物色し始めました。

・・・・・結局、白羽の矢を立てたのは、ケンコーのEQ6PRO赤道儀でした。

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中国製の「安くて・でかくて・無骨」な赤道儀で、自動導入やPECやPC連動やオートガイダー対応など、『機能てんこ盛り』の今風な機種。
しかもモーターがDCモータではなくステッピングモーターのため、オートガイドとも相性が良さそうです。

・・・・・・・・・・・・・が、

・・・・・・・・・・・・・いえ、

EQ6PROは非常にすばらしい赤道儀だと思うんですよ。
決して後悔はしませんでしたし、むしろ、この性能の赤道儀がこの安さで売られてしまっては、もはや、日本製赤道儀の将来が無いのでは?などと余計な心配までさせられるほどのコスパです。

そして確かに、EQ6ProにVMC260Lを載せると、今まで撮れなかったような写真が色々撮れました。

・・・・・・・・・・・・・でも、

「なんか、ちがう・・・・・」

★★ 以下続きます ★★


by supernova1987a | 2015-04-14 06:35 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

望遠レンズ自作ごっこ⑤

★最大の弱点は・・・

本来均一に写るハズの平面上の被写体を写した際、自作レンズの最大の欠点が現れました。
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※ニコンD700+AC4&AC3自作望遠レンズ

拡大してみるまでもなく、画面の左右で瓦が大きくぼけてしまっていることが分かります。
要するに像面が湾曲していて平面上にピントが出ていないのですね。
むう・・・フルサイズ用のレンズとしては無謀だったか・・・。ま、APS-C用としては使えそうですが・・・。
むろん、ニコンの方はこんな現象は起こりません。
・・・というか、そもそも市販の望遠レンズは像面湾曲くらいちゃんと補正しています。だからこそ構成レンズが多いのですね。

★最終手段

BORGには、この像面湾曲を補正するための専用部品として「フィールドフラットナー」が用意されています。
このフラットナーは大変良くできていて、マスターレンズ(対物レンズ)の焦点距離に合わせてレンズエレメントを前後に移動可能なように設計されています。
折角ですから、自作レンズからレデューサ用のAC3を外して、フラットナーに交換してみましょう。

f0346040_22351085.jpg
※ニコンD700+AC4自作望遠+BORGマルチフラットナー

レデュース効果が無くなるため焦点距離が伸びちゃいましたが、周辺部のボケはあっさりと解決してしまいました。
フラットナー、すごいなあ。

・・・でも、3000円の対物レンズに対して4万円もするフラットナーを付けてしまった時点で『負け』っぽいですが。

f0346040_22415334.jpg
※ニコンD700+AC4自作望遠+BORGマルチフラットナー

シャープさ、周辺画質、周辺光量、ボケ味、全て良い感じです♪
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※ニコンD700+ニコンAF-S70-200mmF2.8G VR2 + テレコン

ほぼパーフェクトな画像を叩き出すニコン70-200mmですが、近くのものを撮るときに実効焦点距離が低下して、倍率が稼げないという仕様だけはいかんともしがたいですね。1.4倍のテレコンをかましても、なかなか思ったような大きさに写りません。無限遠ではきちんと焦点距離が出ているようですし、驚異的な画質とのトレードオフとなれば仕方ありませんね。

最後に上記画像の比較用にトリミングしてみましょう。
左がニコン、右が自作望遠にBORGフラットナーです。
f0346040_22475717.jpg
拡大すると、細かな差が見えてきました。自作望遠の方は被写界深度が極端に浅いです。
そのため一見像が甘くみえます。
ま、ニコンの方は実効焦点距離が縮んでいるでしょうから、実質口径を絞ったことになるので当然と言えば当然ですが。
でも、合焦部分のシャープさは結構良い勝負をしていますね♪

★結論
ケンコーのACクローズアップレンズNo4は、望遠レンズ用の対物レンズとしても十分利用価値がありますが、
単独あるいは他のクローズアップレンズ併用では周辺画質が追いつきません。BORGのマルチフラットナー併用で周辺画質はグンと向上します。
フルサイズでもD700相手なら実用になりそうです。

これで『自作ごっこ』終了♪

そろそろ、天文ネタに復帰したいですが、お天気次第です・・・・。
あと、実はK-ASTECさんに『入院中』の主力機材の帰りを待っていたりします。

・・・・newATLUX、早く帰ってこないかなぁ



by supernova1987a | 2015-01-09 01:04 | 機材 | Comments(0)

望遠レンズ自作ごっこ④

★後ボケが良い感じなので・・・

もうすこしテストしてみます。
比較対象は、
 ①ニコンAF-S70-200mmF2.8G2(200mm域F3.2)
 ②ミニBORG50アクロ+ACクローズアップNo3
 ③ACクローズアップNo4+No3による自作レンズ
f0346040_19214750.jpg
ああ、ここにきて純正レンズの優位性がはっきりしました。
ニコンの70-200F2.8、なんと前後ボケがほぼ対称!
これはすごいことです。
私の直感的には、球面収差補正が負修正なら前ボケが汚くて後ボケが美しく、過修正ならその逆になると思うのですが、
なんというか、完璧な望遠鏡の焦点内外像を見ているような印象で、しかも色にじみが焦点内外問わず見えません。スームレンズなのに・・・・とてもかないませんね。

ちなみに、ミニBORG50にAC3の組み合わせと、今回の自作レンズはどちらも後ボケがきれいだという印象を持っていましたが、試してみるとやはり後ボケがなめらかで前ボケは2線ボケをおこしています。まあ、レンズが少ないので仕方ないでしょう。

★後ボケ比較
f0346040_19340612.jpg
※上から順に①ニコン②BORG③自作レンズ
ニコンはお手本通りの均一なボケ。しかも色にじみが見られません。波長によって球面収差に差がないのでしょうね。
BORGと自作レンズはさらに後ボケが柔らかですが、残念ながら色にじみが見られます。
面白いことに、BORG50アクロはイエロー系の色ボケAC4はシアン系の色ボケが見られます。スペック的には口径50mm焦点距離250mmと同じようなレンズですが、2次スペクトルの残し方の設計が異なるのでしょう。そもそも用途が違いますしね。

★前ボケ比較
f0346040_19393879.jpg
※上から順に①ニコン②BORG③自作レンズ

もう、ニコンの圧勝です。比較になりません。
自作レンズの後ボケの美しさは、言うなればこの前ボケの汚さを犠牲にして成り立っているのですが、ニコンは前後ともにボケ味が同じ・・・すごい。
ちなみに、後ボケの色にじみの様子から予想できたことですが、前ボケ時の色にじみは
BORGがブルー系に対して自作レンズはレッド系
になっています。
ブルーとイエロー、シアンとレッドはたいていセットで軸上色収差として登場しますものね。

★さらに致命的な(?)問題点は

上記のテスト画像は、下記のような(CAPAの付録についていたチェックシートを撮影したもの)
f0346040_19462944.jpg
画像からのトリミングなので、ニコン以外のボケに画面の対角線方向への流れがあることが分かります。
コマ収差の可能性と湾曲収差の可能性があるのですが、おそらく後者が主でしょうね。
要するに、画面周辺部は画面中心部とピント位置がずれているということです。
実写でも確かめてみましょう。


以下、続きます♪


by supernova1987a | 2015-01-07 00:16 | 機材 | Comments(0)

望遠レンズ自作ごっこ③

★いよいよテスト撮影です

ケンコーのクローズアップレンズを対物レンズに転用して自作した「望遠レンズもどき」
さっそくテスト撮影してみましょう。

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※ニコンD700+ACNo4&ACNo3による自作望遠レンズ

おおっ!良い感じです♪
こんな単純なレンズなのに結構よく写るではないですか。

ちなみに、(条件は完全に一致してはいませんが)ニコンの純正70-200mmF2.8ズームでは、こんな感じ・・・
f0346040_18445820.jpg
※ニコンD700+AFS70-200F2.8GVR2+テレコン

30万円ほどの超高級レンズ相手に、たった3000円ほどのクローズアップレンズ2枚の自作レンズが大健闘
・・・面白いと思いませんか??

★色々撮ってみましょう♪
f0346040_18562077.jpg
※ニコンD700+ACNo4&ACNo3による自作望遠レンズ

背景のボケも良い感じです♪

ちなみに、周辺減光補正や色収差補正処理は加えていません。
使ったカメラはFXフォーマット(フルサイズ)のD700ですが、一般撮影に関する限り周辺減光も問題なさそうです。

f0346040_19042753.jpg
※ニコンD700+ACNo4&ACNo3による自作望遠レンズ

うーむ。やっぱり、よく写りますねぇ。ちなみに、実効焦点距離170mm程度といったところでしょうか。

さらに、同じF値の『本物の』望遠レンズに比べると、明らかに像が『明るい』のです。

最近のメーカー製レンズがどのようにF値を決めているのか(不勉強のため)知らないのですか、
「焦点距離を有効口径で割る」という定義によるF値と、明るさを元に算出するTナンバーのうち、
後者をいわゆる「F値」としているのなら、この自作レンズのF値は3.2程度に感じます。
10数枚のレンズを組み込むメーカー製レンズに対して、このレンズはたった4枚のレンズですから、あり得ない話ではありませんね。

以下 続きます♪


by supernova1987a | 2015-01-05 00:16 | 機材 | Comments(0)

望遠レンズ自作ごっこ②

★対物部の組み立て


 ACクローズアップNo4を対物レンズとして使用します。
 7457と7458を接続しその先にACNo4をねじ込みます。
折角なので、BORG50用のフードもつけてみます。

f0346040_18270720.jpg
★鏡筒部の組み立て

7861+7603+7205+7602の順に接続して完成です。
ヘリコイドでピントの微動、ドローチューブでピントの粗動を行います。

f0346040_18271340.jpg

★マウント部の組み立て


 ニコンの一眼レフに装着するために7000+5003を組み合わせ、
その先(鏡筒側)にもう1枚のクローズアップレンズACNo3をねじ込みます。
いわゆるフォーカルレデューサ(焦点距離を短くし、F値を明るくするレンズ)の役割を持たせるためです。

f0346040_18272137.jpg

★合体!


良い感じにできあがりました♪

f0346040_18274693.jpg
一切の工作が必要なく、単に手元の部品を組み合わせただけですが、組み合わせ方にセオリーがあるわけではないので、各部品をとっかえひっかえ試行錯誤が必要です。しかし、この試行錯誤こそがBORGパーツの面白いところで、いわゆる『ボーグ沼』にはまってしまう人が多いというのもうなずけます(笑)。
ちょうど、パソコンの自作に通じるところがあるように感じます。

以下、続きます♪


by supernova1987a | 2015-01-03 23:23 | 機材 | Comments(0)

望遠レンズ自作ごっこ①

★新年あけましておめでとうございます。

長年のブランクを経てブログを開設してから7ヶ月が経過しました。
今年ものんびりと好き勝手なことを綴ります。
まだ、ブログの方向性が定まっていませんが、一応、自然写真関連からは逸脱しないようにするつもりです♪

たどり着いた方の検索ワードを見てみると、
VMC260LやEQ6PROなどの機材名や、比較明コンポジットなどの天体写真技法名が圧倒的に多いですが、天体ネタは停滞気味です。そのうち色々載せるつもりですが・・・。

★惜しいことをしました・・・

仕事納めの12/30の深夜、職場から実家に帰省する途中に夜空を見上げると、ほぼ無風状態で、冬場とは思えないほどシンチレーション(星の瞬き)が少なかったので、「これは、木星を観測したら模様がウジャウジャ写りそう」などと思ったのですが、もはや時間がありませんでした。
翌大晦日は、前日とはうって変わって強風+ドン曇り。

仕方がないので、かねがねやってみたかった
「ケンコーのクローズアップレンズを望遠レンズ代わりにしたらどうなるか?」
をゴソゴソやってみました。

★色々な性能にこだわらなければ望遠レンズの構造は単純で


正確には望遠レンズの定義は
「焦点距離よりもレンズの全長が短いレンズ」
だったかと思います。確かに市販の望遠レンズは焦点距離よりもずいぶんとコンパクトにできているものが多いですね。
ここで一般的な解釈である
「普通のレンズよりも遠くの景色が大きく写るレンズ」
が『望遠レンズ』として考えると、全長を小さくするための技術が不要となるため、レンズ構成が単純で済みそうです。
極端な話、望遠鏡に使われるような対物レンズ1つあれば望遠レンズに転用できます。


★ケンコーのクローズアップレンズは


本来、普通のレンズでマクロ撮影をするため、レンズの先端にフィルターのように装着する凸レンズをクローズアップレンズと呼びます。ちょうど、カメラのレンズに虫眼鏡を覗かせているような状態ですね。あるいは、近くにピントが合わないカメラに老眼鏡をかけさせるというイメージが近いかもしれません。

クローズアップレンズには、凸レンズ1枚構成の通常タイプの他に凹凸2枚を組み合わせて画質を改善したAC(アクロマート)タイプも多く販売されています。当然、色収差の改善が目的でしょうが、クローズアップレンズ単体で見たときの球面収差も改善されているようなので、今回は、このACタイプのクローズアップレンズを素材として、『望遠レンズもどき』を作ってみましょう。1枚数千円で入手できますし、うまくいかなくても本来のマクロ撮影や望遠鏡用のレデューサ代わりに使えますものね♪

★そういえば・・・


昔、ケンコーから「クローズアップ鏡筒セット」なるものが販売されていました。残念ながら今は入手できないようですが、これは、まさにクローズアップレンズを望遠レンズとして転用するためのアイテムでした。


★今は、BORGのパーツがある!


近年、天文マニアやバードウオッチャーに人気のBORGは、天体望遠鏡だけでなく膨大なパーツがあります。

今回は、そのBORGのパーツとクローズアップレンズを組み合わせてみましょう。

用意したパーツ(といっても手元の機材を分解しただけですが)は次の通り

f0346040_18213467.jpg

 7861:M57ヘリコイドLⅢ
 7205:ミニミニドローチューブ
 7603:M57/60延長筒M
 7602:M57/60延長筒S
 5003:カメラマウントニコン用
 7000:カメラマウントホルダーM
 7457:M57→M57AD
 7458:M57→M57ADⅡ

(※数値はパーツの型番)
これらのBORGパーツに、ケンコーのACクローズアップNo4とNo3(ともにフィルター径52mm)を使います。


★目指すのは・・・


 焦点距離:約180mm前後、F値:約3.5前後で、後ボケが軟らかい望遠レンズです。
使うのが所詮アクロマートですから、この際、色収差には目をつぶります。 


以下、続きます♪


by supernova1987a | 2015-01-01 18:22 | 機材 | Comments(2)

ニコン新旧マクロレンズ比較④

★実際の使用感では・・・

 新タイプ(Gタイプ)のニコン60mmマイクロは、旧タイプに比べて下記の弱点があることが分かりました。
  ①前ボケが汚い (後ボケはきれい)
  ②無限遠撮影時の周辺減光が大きい (近接時は優秀)
  ③前ボケの赤い色ズレが結構大きい (キャプチャーNX2の軸上色収差補正で低減可)


ところで、新旧を比較した際、最も大きな差は、そのフォーカシング機構でしょうね。
新タイプは超音波モーターを搭載していますのでAF・MFともに快適であることはもちろんのこと
それ以上に、IF(内焦式)設計である点が秀逸です。

★実際のシンクロ(ストロボ)撮影では・・・

 焦点深度を稼ぐために絞りを結構絞り込むことが多いのですが、その際、光量不足を補うためにマクロ専用ストロボを愛用しています。
※SU-800コントローラとSB-R200×2機のセットを使用しています。
f0346040_17495874.jpg
 
 その際、レンズの先に装着するスピードライト(ストロボ)は結構な重量なので、筒先がニョキニョキ伸びるタイプのマクロレンズでは、剛性が不安になります。
 ちなみに、下記の写真のように
f0346040_17415192.jpg
旧タイプの60mmマイクロはニョキニョキ伸びるタイプで、新タイプの60mmマイクロは筒先が伸びないIFタイプです。

★恐るべし純正
 普通なら、IFでない点からストロボ併用のマクロ撮影時には旧タイプ60mmマイクロは使えなかったはずなのですが、
なんと、マクロスピードライトのアクセサリとして、旧タイプマイクロ60mm専用のアダプタ(UR-5)があるのです!
通常のレンズのように筒先のフィルター枠に装着するのではなく、ピントリングの先の余白(?)を利用してスピードライトを装着するというアイディア商品。
f0346040_17553390.jpg
これを用いると、ストロボ固定枠と独立してレンズの筒先が動くようになるため、強度に不安はなくなります。
・・・・純正のこだわりってスゴイですね。

★まとめます♪

新旧のニコン60mmマイクロの比較では
 <絞り開放時の先鋭度>
  新:○ 旧:△
 <後ボケ描写>
  新:○ 旧:×
 <前ボケ描写>
  新:× 旧:△
 <フレア>
  新:○ 旧:△
 <軸上色収差>
  新:× 旧:△
 <無限遠周辺光量>
  新:× 旧:○
 <近接時周辺光量>
  新:○ 旧:○
 <シンクロ撮影>
  新:○ 旧:○
 <近年のデジカメとの操作性相性>
  AFカップリングモーター非内蔵デジカメ(D5000とかD3100とか)
  新:○ 旧:×
 <昔のフィルムカメラとの操作性相性>
  電子絞り制御機能無しの一眼レフ(FM2とか、F801とか)
  新:× 旧:○

といったところでしょうか。
性格が異なるため、どちらも捨てきれません♪

注:)あくまで筆者の個人的な感想であり、正確なテストとは言えません。


PS
どうでもいいことですが、ニコンのマクロスピードライトを装着したカメラの姿って、なんとなく
『2代目デスラー艦』みたいに見えませんか?(あ、歳がバレますね・・・)
f0346040_18122634.jpg

by supernova1987a | 2014-12-21 06:09 | デジカメ | Comments(0)

ニコン新旧マクロレンズ比較③

★前ボケはどうでしょう??

f0346040_16260258.jpg
 それほど大きな差でもないのですが、前ボケになると
今度は逆に旧タイプの方が軟らかいボケのように感じられます。
 また、旧タイプのような、見慣れたパープルフリンジっぽい色ズレとは異なり、ややキツめの赤い色ズレが目立ちます。

★そういえば、同じF値ではあるものの・・・

 新旧どちらもフルサイズ対応の等倍マクロレンズですが、周辺光量を比較してみましょう。

<旧タイプ60mmマイクロ>
f0346040_16313384.jpg
 ※ニコンD610+旧60mmF2.8マイクロ絞り開放 (焦点を無限遠にして、ライトボックスを撮影)
 さすがにフィルム時代の銘レンズ。なかなか豊富な周辺光量です。がんばれば、天体写真にも使えそう♪

<新タイプ60mmマイクロ>
f0346040_16344072.jpg
 ※ニコンD610新60mmF2.8Gマイクロ絞り開放 (焦点を無限遠にして、ライトボックスを撮影)
 あらっ!、これはいけません。完全に四隅が暗く落ち込んでしまってます。
 ちなみにコントラストなどは一切いじくらず、現像ソフト(キャプチャーNX2)の各種補正機能を全て切った状態での比較です。

★簡単に光量を測ってみましょう♪
 ステライメージ6.5で光量分布グラフを描いてみます。

 <焦点位置無限遠での光量比較>

f0346040_16482181.jpg
  ※縦軸のスケールは、RGB各色8bitで処理した、0~255の光量
  ※横軸は画像の対角線上の測定位置

やはり、新タイプは相当に周辺光量が不足していることが分かりますね。


★でも、どうして??


 ところが、変です。実際に実写している時には、それほどまでの周辺減光を感じたことがありません。
 そもそも、近接撮影専用に設計されているマクロレンズを無限遠で評価すること自体がナンセンスですね。

 では、焦点を最近接位置にした場合の光量を比較してみましょうか・・・。

 <焦点位置最近接での光量比較>

f0346040_16565065.jpg
 ※同様の撮影をピントリングを最短距離に固定して実施した際の光量グラフ

・・・・おおお。新タイプ60mmマイクロ、すげぇ!!
旧タイプでは無限遠と最近接とでほとんど周辺光量が変わっていませんが、新タイプはまるで別物のように周辺光量が改善されています!
実写時に周辺光量が気にならない要因は、どうやらこの辺りにあったようです。

要するに、新タイプの60mmマイクロは近接撮影時の周辺光量を優先して設計されている、ということでしょうね♪
そもそもマクロレンズなのですから、当然といえば当然ですが、なんだか感動しました。



あと1回だけ、このネタ続きます♪





by supernova1987a | 2014-12-19 01:22 | デジカメ | Comments(0)

ニコン新旧マクロレンズ比較②

★わかりやすい対象でテスト撮影してみましょう♪

<旧タイプ60mmマイクロ>

f0346040_15180180.jpg
 ※ニコンD7000 ニコン60mmマイクロF2.8絞り開放

<新タイプ60mmマイクロ>

f0346040_15181368.jpg
 ※ニコンD7000 ニコン60mmマイクロGF2.8絞り開放

★要所を比較すると・・・

 ●合焦部分のシャープさは、新タイプの方がやや鮮明
 ●旧タイプは全体的にややフレアーっぽい描写
 ●背景のボケには大きな差がある
f0346040_15354150.jpg
①新タイプは
 ボケの輪郭が比較的なめらかでいわゆる「軟らかいボケ」
②旧タイプは
 2線ボケ傾向が強い、いわゆる「硬いボケ」
好みは人それぞれでしょうが、私にとっては新タイプの方が断然好きです。

★実際の撮影でも・・・・
この後ボケの描写の違いにより、実写時にも、前回のような差が生まれます。
f0346040_16140584.jpg
★というわけで・・・

前回の記事の2枚の写真は
 Aが旧タイプ
 Bが新タイプ

でした♪

★ところが、新タイプの弱点も明らかになりまして・・・

以下、つづきます♪


by supernova1987a | 2014-12-18 00:16 | デジカメ | Comments(0)


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