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晴れない夜は基本の復習⑤

★先日来やっている・・・
EXCEL-VBAを使ったRAW現像『なんちゃってシミュレータ』ですが、
今回はいよいよノイズデータの再現機能を実装してみました。

仮定したノイズは下記の通り

①ダークノイズ
 いわゆるホットピクセルが固定セルに生じると仮定
②ショットノイズ
 光電子の量子論的効果により不可避なランダムノイズを仮定
③リードノイズ
 CMOSの各ラインを読み出した際に正規分布に基づきゲイン変動すると仮定


★たとえばこんな感じになりました

左画像:仮定した元画像(これが本来の天体の像だと仮定)
中画像:上記①②③のノイズを含めて記録されるRAWデータのシミュレート
右画像:標準的なデモザイク処理で現像した場合のシミュレート
f0346040_19534798.jpg
『邪ノイズ』(横しまノイズ)とホットピクセルがきれいに再現できました♪


★となれば、すこし本気出して・・・・

Excel+VBAでは、上記の処理だけで(たった1600画素で)30秒も演算時間がかかるので、その1万倍の画素数を持つASI1600MC-COOLだと83時間(!)もかかる計算になって、お話になりません。・・・というか、4000行のEXCELワークシートとかあり得ない(笑)。そろそろ『封印』を解く時がやってきたようです。


★出でよ!懐かしのDelphi7っ!!

実家の物置を2時間探し回って、ついに発掘しました。
約10年間封印していた「MY開発環境セット」♪
f0346040_20040886.jpg
2002年(かな?)リリースのボーランドDelphi7プロと、参考文献の山です。
いやー。まさかコイツらがゾンビのごとく目を覚ます時が来るとは・・・・・。
・・・あ、くれぐれも私はプログラマーでもSEでもありません。業務の必要に迫られて(泣く泣くボランティアで)数千~数万行程度の小規模アプリのソース数本書いたことがあるだけの素人です。
f0346040_20084216.jpg
ああ、書籍に貼りまくってある付箋が昔の(2週間で15kg痩せた)地獄の日々を思い出させます。
あの思い出したくない日々を繰り返すつもりはありませんが、のんびりと復習を始めるとします。とりあえず付箋貼ってるところだけ読み返して、自分が昔書いたソースを読めばいいか・・・的な・・・・。

さて、まずは入門書から・・・・・・・・・

・・・ん?あれれ??

うぇーん。
な、なにも覚えていない!!

そうか・・・人間、イヤなことは積極的に忘れる動物だと言うしなあ・・・。


★そんな事よりも、そもそも・・・

ああ、もっと大切なことがありました。
Delphi7はWindows98SEとか2000とかが主力だった時代の『遺物』。
そもそも、Windows10で動くのか?!

・・・・で、早速やってみた。
「インストールの上限回数を超えた」ので自動アクティベーションできないとか、インストールも開発環境の立ち上げも全て管理者権限でやらないとエラーが出たりとか、些細なトラブルはありました・・・が!!

ばば-ん!
f0346040_20191925.jpg

おかえり♪Delphi
なんか色んな意味で泣きそう・・・・。
じゃじゃ馬のDelphi7よ。まあ、お手柔らかに頼むわ・・・・。

えっ?今のあぷらなーとのコーディングスキルですか?

ええ・・・と、正直言って良いですか?

何も見ずにコードを書いたら『Hello World』がコンパイル途中で止まった!・・・というレベル。

エラーメッセージの意味が分からなくて(Delphiのエラーメッセージって核心を突いてこないんですよねぇ)よく見ると、行末に「;」忘れてることに気づいた時には、自分のアホさ加減に笑ってしまいました。
もう、PascalとBasicとFORTRANとCとSQLの断片的知識が「ちゃんぽん」になってることを再認識しました・・・です、はい。

★★★以下、不定期掲載★★★
ここからは勉強の日々なので、すぐには記事が続きそうにはありませんなぁ(笑)。
・・・別ジャンルの記事ばかりが長期間続いたら、今回の記事のこと、暖かく忘れてやってください。


by supernova1987a | 2016-09-12 20:45 | 天体写真 | Comments(6)

晴れない夜は基本の復習①

★台風一過の秋空・・とはならず
今回の休日は曇りでした。新たなテスト撮影ができないので、基本に立ち返って色々勉強し直すことにします。
さて、ASI1600MC-COOLのノイズ特性は極めて優秀です。
・・・が、前愛機ASI174MC-COOLとどの程度違うのでしょうか。
実際の天体撮影画像で比較してみます。

条件(撮影日)が異なるので直接比較はできませんが、基本的データは次の通り

撮影月:ASI174MC-COOL:2016年5月 ASI1600MC-COOL:2016年8月
望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC+LPS-P2 (両者共通)
冷却温度:ASI174MC-COOL:-15℃ ASI1600MC-COOL:-10℃
ゲイン:ASI174MC-COOL:300 ASI1600MC-COOL:400
露出:15秒 (両者共通)
撮影対象:亜鈴状星雲M27(両者共通)
画像処理:レベル調整のみ(ダーク減算も無し)


★ASI174MC-COOLの撮って出し(ノートリ)
f0346040_23252376.jpg
いや、これでも驚異的な写りだと思うんですよ。市街地ニワトリのたった15秒で・・・。
冷却の威力でホットピクセルはほとんど消滅しているのも特筆すべき点です。
ただ残念なことに、画面全体に見られる強烈な『横しまノイズ』と画面右下の盛大なアンプノイズが痛いですね。
また、メーカーサイトの分光特性資料から予測していたことですが、緑に対して赤の感度が低いのが分かります。

★ASI1600MC-COOLの撮って出し(ノートリ)
f0346040_23344439.jpg
対して、ASI1600MC-COOLだと撮って出しでコレです!
ホットピクセル無し・シマシマノイズ無し・アンプノイズ無しの三拍子が揃っています。画素数とかフォーマットが云々以前に基本的な性能が雲泥の差。
しかも、明らかにHα線に対する感度がASI174MC-COOLよりも(緑に対して相対的に)高く感じます。

★ASI174MC-COOLの撮って出し(トリミング)
f0346040_23391719.jpg
中央部をピクセル等倍で切り出した物です。中心星の青い色や星雲内の色の変化など良く写っていますが、ノイズが・・・。


★ASI1600MC-COOLの撮って出し(トリミング+縮小)
f0346040_23393786.jpg
ピクセルサイズが174と異なりますので画像を縮小して切り出した物です。
色特性としては、ちょうどIR改造のD5000と似たような感じでしょうか。とにかく赤い星雲が良く出ます。
変なノイズが一切無いところも素敵です。

★それでも・・・・・
このようにASI1600MC-COOLは驚異的に低ノイズなのですが、それでも淡い天体を炙り出そうとすると、嫌なシマシマノイズが出ます。
・・・というか、出ないカメラってあるのか?というのが正直なところなのですが、とにかく何か工夫がしたいところですね。
試行錯誤するための準備として、今一度ベイヤーデータについて考えてみることにします。
・・・ううむ。色んな原理の理解のため、13年ぶりにEXCELのVBAコード触ってみることにします。
ああ、丸10年以上コーディング(プログラミング)から遠ざかっていたので、もう何も覚えていないでしょうね・・・・。少しは復習しておくんだった。




by supernova1987a | 2016-09-06 01:48 | 天体写真 | Comments(2)

満天の星空目指してリベンジ③

★やはり星座は冬の優勝ですね
とにかく冬の星座は豪勢ですよね。先日のプチ遠征で薄明前に冬の星座が上ってくるのを見て、一人でテンションが上がってしまった、あぷらなーとです。
・・・というわけで、8月30日に撮影した『冬』の写真データを処理しました。

★星座の王者オリオン
f0346040_20092076.jpg
久しぶりに持ち出したポータブル赤道儀ケンコースカイメモNSにIR改造D5000+サムヤン35mmF1.4を載せてオリオン座を狙いました。

絞りF2.8・ISO1600・30秒露光の撮って出しだと、こんな感じ。
f0346040_20104527.jpg
さすがIR改造D5000+カメラ内蔵型のLPS-P2フィルタの威力で、なんだかオリオン座大星雲M42とか鮮烈に写っています。
ただ、背景色が汚いですね。また、バーナードループやエンゼルフィッシュ星雲が弱いです。

そこで、ソフトウェアビニング+16枚コンポジット+デジタル現像その他色々調整してトリミングしてみると・・・
f0346040_20135678.jpg
ああ、良い感じです♪
さすがに分子雲などを炙り出すほどのテクニックは持ち合わせていませんが、なんか天文少年だった頃に憧れた写真のイメージですね。
ベテルギウスのオレンジとリゲルの青白色もきれいに出せました。本当に久しぶりにオリオン座を撮りましたが、そらの状態が良いと楽勝ですね・・・。

★星雲の王者M42
超メジャーですが、本当に奥が深くて何度撮っても飽きないのがオリオン座大星雲M42です(私だけ??)。
今回は、自己ベストの滑らかさを出すべく、初の二段階露光に挑戦です。

撮影データは次の通り
 VMC260L+レデューサVMC(1860mmF7.1相当)+LPS-P2フィルタ
 ASI1600MC-COOL 冷却温度-15℃
 K-ASTEC改造newアトラクス+QHY5-IIMオートガイド(PHD使用)
 ゲイン:400 露光:10秒×100コマ&5秒×50コマ

さて、150コマコンポジットをしてみましょう。
f0346040_20305395.jpg
※ほぼノートリミング

さすがにASI1600MC-COOLで明るい天体を150コマコンポジットすると、ほとんどノイズ感無しになりますね。
(厳密にはガイドエラー方向【画面短辺方向】に縮緬状のノイズが残っています。)
ややシャープさに欠けますが、いつもよりフンワリと仕上げてみました。
ありきたりな描写ですが、いかにもM42っていう感じがしますね。


★ちょっと気になったことが・・・
段階露光したのに中心部が飛んでしまったのには理由があります。
実は市街地でニワトリした際にはゲイン400の15秒露光でも全然サチらなかったので、余裕見て5秒と10秒で楽勝と読んでいたのですが、なぜか10秒露光のコマの全てが中心部トンでました。??????? バックグラウンドがあると飛びにくい??いやいや、そんなバカな・・・・・。
ASI1600MC-COOL、どこまで行っても謎だらけです。ま、そこが面白いんですがね。






by supernova1987a | 2016-09-03 05:33 | 天体写真 | Comments(6)

満天の星空を求めてリベンジ②

★久々の満天の星空の下
8/30の夜の満濃池遠征では、まずD810A+シグマ20mm+スカイメモNSできれいな秋の天の川が撮れましたが、本命の機材で撮像したデータもボチボチ処理をしてみましょう。ちなみに色々と『検証ごっこ』するつもりだったのですが、いかんせん夜前半がドン曇り+一時雨という悲惨な状況だったので、VMC260Lの撮影準備が完了したのが1:40という始末。4:00の薄明まであまり時間が無いので、色々とパラメータを変えて実験している余裕がなく、とりあえず「たぶんこれが『正解』」という設定を信じて「本命の天体」を各個撃破していくことにしました。

★本日の『本命』は・・・
ずばり、「カニ」です♪
はい。おうし座の超新星残骸であるM1かに星雲ですね。
相当にメジャーな天体のハズなのですが意外と難敵です。
昨年IR改造D5000とVMC260Lで市街地からチャレンジした時には、あまりにも悲惨な写りでブログにも載せられずボツ箱行きになりました。
ちなみに、昨年撮影した かに星雲の元画像(レベルだけ調整)がこちら↓
f0346040_15443310.jpg
これは相当な枚数をコンポジットしてもなかなかまともな像になりそうにありません。

★今回の装備は
お盆の撮影時にK-ASTEC改造ニューアトラクスのオートガイドを初めて行った際、どうもガイド鏡がたわんでいるようだったので今回は
f0346040_15460925.jpg
鏡筒の『下』に取り付ける方式で行きます。いわゆる『親子亀方式』ならぬ『コバンザメ方式』ですね♪
前回のテスト運用でミニBORG50+QHY5-IIMの場合、どこに向けてもほぼガイド星が見つかる状況だったので微動装置は排除。鏡筒バンドを直接アリミゾにつけました。これで幾分ガイドエラーが緩和されることでしょう。
f0346040_16022209.jpg
★いざ撮影!
今回の主要撮影データは次の通りです。

VMC260L+レデューサVMC(1860mmF7.1相当)+LPS-P2フィルタ
ASI1600MC-COOL 冷却温度-15℃
K-ASTEC改造newアトラクス+QHY5-IIMオートガイド(PHD使用)
ゲイン:400 露光:20秒 保存形式:RAW(FITS)

準備に手こずりましたが、いざ撮影が始まると快適です。
sharpcap2.8の時には連続撮影しているように見えて、途中で勝手に止まるという不具合がしばしば発生していましたが、2.9にしてみたら嘘のように安定動作しています。バグだったのかなあ??

★撮って出し画像は
こんな感じです
f0346040_16133055.jpg
なにがなんだか分かりませんね。ええ、結構かに星雲は暗いんです。
・・・で、レベル調整するとこんな感じ。
f0346040_16142116.jpg
おおっ!これは良い感じです♪
ザラザラですが去年撮ったヤツとは雲泥の差。コンポジットすれば相当な像に化けるのは間違いありません。

★取り急ぎ最低限の画像処理を・・・
諸般の事情でまだダークファイルが撮れていないので、ステライメージのホット&クールピクセル除去フィルタで代用します。
こんなとき、ダークノイズが少ない冷却カメラは処理を妥協できるので良いですね。

では、100枚コンポジット行ってみます♪

すると・・・
f0346040_16185512.jpg
おお、まさしく『かに星雲』~。

ほんのり青い本体に纏わり付くように赤いフィラメント構造。
なんだか立体感を感じますね。
そう、こんなのが撮りたかったんですよ♪

・・・やっぱ冷却+良い空だと違いますねぇ。


by supernova1987a | 2016-09-01 05:18 | 天体写真 | Comments(11)

サンニッパと冷却CMOSカメラ

★やりたかったこと
ZWOの冷却CMOSカメラ ASI1600MC-COOLですが、マイクロフォーサーズフォーマットという巨大なチップなため、ぜひやってみたかったのが、望遠鏡ではなくカメラ用のレンズで天体写真を撮ってみるということ。F値明るいですしね♪
・・・というわけで、かねてから用意していた ニコンF→マイクロフォーサーズ→ASI1600MC-COOL アダプタの出番がやってきました。
どうせなので、大本命レンズ ニコンのサンニッパ(300mmF2.8)を使ってみます。

★今回はアトラクスではなく
赤道儀は最近K-ASTEC改造Newアトラクスばかりを使っていたのですが、ポールマスターのテストも兼ねてEQ6PROを使ってみます。
撮影対象は、『お約束』のM31とM42です!

★雲の妨害と格闘
・・・・・が、赤道儀を据え付けた辺りから「嫌がらせのように」北の空から雲がどきません。せっかくのポールマスターの画面も雲しか写らず、時折顔を見せる北極星もすぐに隠れてしまうという状況で、極軸合わせにまさかの90分もかかってしまいました。この時点で早3:00過ぎ。もたもたしていると薄明が始まってしまいます。
外気温が低かったのでASI1600MC-COOLを-15℃まで冷却して、アルフェラッツ(アンドロメダ座α星)を使って1点アライメント+ピント合わせを行いM31を導入。
いざ撮像開始!・・・と思ったら、曇りました(泣)。
西から天頂にかけてワラワラと雲が流れてきているうちにM31は電線に架かってしまいボツ。
作戦を変更して、オリオン座大星雲M42に向け直します。
・・・・が、今度は東から南にかけてモクモクと雲が流れてきます。

★薄明との格闘
イライラしているうちに4:30を過ぎてしまいました。たしか今日の天文薄明は4:00過ぎのハズ。
市街地からのニワトリなので、まだ肉眼では薄明を感じませんが、これ、絶対に背景真っ青になっちゃうパターンです。
そんな中、オートガイダーがキャリブレーションエラー。ああ!と思ったらノートパソコンがバッテリー切れ。
もう絶体絶命・・・・。
諦めきれないので、急遽外部電源から給電してノートPCを復活させ、EQ6PROはノータッチガイドに変更。
露光も10秒まで切り詰めて、「やっつけ撮影」に切り替えです。

★撮れはしましたが・・・
なんとか撮れた画像は、撮って出しだとこんな感じです。
f0346040_10292549.jpg
※ニコンAF-S300mmF2.8 絞り開放 LPS-D1フィルタ併用
ASI1600MC-COOL ゲイン400 露光10秒 RAW
EQ6PROでノータッチガイド
ステライメージ6.5でデモザイク(ダークファイル減算なし。色補正なし。)
トリミングあり

・・・なんか、完全にアウトですねぇ。薄明に襲われてしまえば、もはや光害どころの騒ぎではありません。(フィルタが無力化されちゃうので)
でも、まあ、M42本体は一応しっかりと写っていることですし、ここは『デジタルマジック』に期待してダメ元で処理してみましょう。


★画像処理で『後から』がんばってみる
撮像した画像の内雲が写っていなかったコマ42コマを下ごしらえします。
どうせ薄明の影響でボロボロでしょうから、ダークファイルも引きません。
気休め程度にステライメージでホット・クールピクセル除去フィルタをかけた後デモザイク。
それに2×2ソフトビニングをかけてからコンポジットし、大気差を補正したり、デジタル現像したり、トーンをいじったりしてみます。

・・・えいっ!!
f0346040_10382600.jpg
おお。意外や意外!
こ、こんな劣悪環境下でも・・・け、結構良い感じでは♪
ダークもフラットも無く、薄明中なのに、M42とM43はもちろんのこと『ランニングマン』(NGC1977)もくっきり鮮やか♪
お恥ずかしながらランニングマン、きれいに写せたの「初めて」です。(天文歴30年以上のクセに、ちっとも釣果が上がらなかったもので・・・)
しかし、近年VMC260Lでドアップにした「おどろおどろしい感じ」のM42(↓こんなん)しか撮ってなかったので、定番構図で撮るとホッとしますね♪
f0346040_21355244.jpeg
 ※VMC260L+ASI1600MC-COOLで先日撮影したM42のどアップ



・・・・・うーむ。
ともあれ、やはりASI1600MC-COOL、かなり『できる子』ですねぇ。

あれ?・・・そういえば今回の写真、どのコマ見てもシマシマノイズが見当たらない・・・・あれ一体なんだったんだんだろう??
あ!・・・また無意識のうちにhighspeedmodeをOFFにしてた・・・けれど、けむけむさんの検証実験では「シロ」と判明したしなあ?
なんか、他に気づいていない要因がありそうな気配・・・。
結局今回も、ゲインの比較、露光の比較、シマシマノイズの原因、オートガイドのリトライ・・などなど、やりたかった『検証ごっこ』はできずじまい(泣)。


★GPV予報を見ていると・・・
・・・ん???

今夜は夜半、雲量ゼロ予報ですと??
え、遠征、・・・行って・・・みようかなあ??


by supernova1987a | 2016-08-30 10:57 | 機材 | Comments(12)

お盆の各種テスト覚え書き④

「検証ごっこ」第4弾です♪

ZWOの冷却CMOSカメラASI1600MC-COOLについて、
「短時間+多数枚コンポ VS 長時間+少数枚コンポ」 ですが、
今回は、別な視点から見てみます。

★総露光時間が同じなら良い?

いえ、色々と他の要素が絡んでくるので、一概にそうとも言えないようです。

<短時間露光のメリット>
 ①高輝度画像がサチらない(飽和しない)
  低輝度データは加算で救えますが、一度サチったデータは救えません。
 ②ガイドミスのリスクが少ない(ノータッチガイドでも可)
  オートガイドしないなら、唯一の選択肢になります。
 ③何枚重ねるかで後から露出を加減できる(加算できる)
  前回の「検証ごっこ」で短時間露光コマを加算すると
  長時間露光コマに匹敵することが分かりました。
 ④ディザリング(もしくはそれに類した)効果を出しやすい
  ノータッチガイドだと『勝手にディザリング』状態になり
  ノイズが消えちゃいます。
 ⑤とにかく、手抜き撮影に最適(これ、重要)
  まず失敗しませんので・・・楽ちんです。

<短時間露光のデメリット>
 ①撮影データが膨大になる。
  もしD810Aを現像してFITSにした日には、100コマ画像が
  実に『83GB』にもなっちゃいます。
 ②いくらなんでも限度というものがありそう。
  1秒露光の3600コマコンポジットとかは非現実的っぽい。
  (データ量と処理時間の面で)
 ③処理時間が多くかかる。
  今回の「検証ごっこ」は、この点に注目してみます

★基本的なワークフローについて
 ①ASI1600MC-COOLのRAWデータをFITS形式で記録する
 ②あらかじめ準備したダークファイルを減算してベイヤーのまま保存
 ③消し切れていないホット&ダークピクセルなどを除去処理する
 ④デモザイク(ディベイヤー)してRGB化する
 ⑤加算コンポジットを行う
 ⑥レベル調整を行う
 ⑦デジタル現像を行う
 ⑧その他、モロモロの処理を施す

このうち、撮像枚数が処理時間に関係するのは、②~⑤の工程です。
では、先日自作した新PC(Core i5-6600 3.3GHz メモリ16GB)を使用しておよその処理時間を計ってみましょう。

★工程②に要する時間
 ダーク減算+ベイヤー保存に要するおよその作業時間を測定してみました。40コマのASI1600MC-COOLのビニングなしRAWデータからダークを引いて、ベイヤーデータのままFITS保存するのに要する時間は
  ステライメージ6.5:33.5秒
  ステライメージ7.1:70.5秒
でした。

★工程③④に要する時間
 40コマのダーク減算済ベイヤーデータからホット&クールピクセル除去を行い、デモザイク処理してRGBデータをFITS保存するのに要する時間は
  ステライメージ6.5:576秒
  ステライメージ7.1:746秒
でした。 

 ちなみに、ホット&クールピクセル除去フィルタ処理をせず、
デモザイクのみ(行程④のみ)なら
  ステライメージ6.5:78.5秒
  ステライメージ7.1:82.7秒
でした。急ぐときは、断然こっちの処理ですね。

★工程⑤に要する時間
 40コマのデモザイク済みRGBデータを位置合わせし、加算平均コンポジットするのに要する時間は
  ステライメージ6.5:17.5秒
  ステライメージ7.1:260秒
でした。ミスタイプではなくホントに15倍かかります。

・・・ええと、D810AのRAW現像ができないにも関わらず未だにステライメージの6が捨てられないのは、⑤のコンポジット処理の『圧倒的な速さ』なのですね。
これは、コンポジットの位置合わせに関してその仕様が全く異なるからです。

ステライメージ7で最速コンポジットをやろうとすると、
 (1)40枚の画像を全てを開きます
 (2)そのうちの1枚に基準星マークを入れます
 (3)バッチメニューから基準星指定を実行します
 (4)バッチメニューからコンポジットを実行します
ちなみに、40枚全てをロードするのでメモリも10Gほど食います

これが、ステライメージ6だと・・・
 (1)代表として1枚だけ画像を開きます
 (2)基準星マークを入れます
 (3)バッチメニューからコンポジットを実行します
ちなみに、7と同じ操作も可能ですが、6のコンポジットには「自動で読み込みながら順次位置合わせ」してコンポジットしてくれる機能があり、圧倒的に高速な上にメモリもほとんど食いません。

★40枚の総処理時間は・・・

その1:ホット&クール除去フィルタを使う場合
 ステライメージ6.5:627秒
 ステライメージ7.1:1077秒
 
その2:ホット&クール除去しない場合
 ステライメージ6.5:130秒
 ステライメージ7.1:413秒

★ということは1枚あたり・・・

その1:ホット&クール除去フィルタを使う場合
 ステライメージ6.5:15.7秒
 ステライメージ7.1:26.9秒
 
その2:ホット&クール除去しない場合
 ステライメージ6.5:3.23秒
 ステライメージ7.1:10.3秒

が、それぞれかかる処理時間ということになりますね。

★・・・というわけで
15秒露光×40コマでも、30秒露光×20コマでも、60秒露光×10コマでも、撮影に要する時間は同じですが、その画像処理時間は、枚数に比例して多くなっていきます。今回の『検証ごっこ』では

ステライメージ6を用いた場合で
 15秒露光×40コマコンポジット:130~627秒
 30秒露光×20コマコンポジット: 65~314秒
 60秒露光×10コマコンポジット: 33~157秒

ステライメージ7を用いた場合で
 15秒露光×40コマコンポジット:413~1077秒
 30秒露光×20コマコンポジット:207~538秒
 60秒露光×10コマコンポジット:103~269秒

がそれぞれ最低限必要であることが分かりました。

たとえ400コマコンポジットをする場合でも、ステライメージ6.5で、しかもホット$クール除去フィルタを使わなければ、ものの20分で終わっちゃいますので、どうでも良いことかもしれませんが・・・・・。

ただし、これがデジタル一眼の場合には、事態は深刻です。ステライメージでダーク減算するために、まずRAWファイルをFITSに変換する必要がありますし、とにかくNEFファイルに対する動作は恐ろしく遅いので、以前D810Aで撮影した干潟星雲のRAW画像400コマを処理しようとしたときには、まだPCを作り直す前でメモリ3GBだったこともあり、丸1日を費やしても無理でした。結局あきらめて、JPEGからの処理に切り替えました。ASI1600MC-COOLの最大のメリットは、RAWファイルがいきなりFITSであることかもしれませんね。

★文字ばかりが続いたので
今回の「検証ごっこ」で、前回M33の画像処理に用いた60秒露光のコマ60コマ分に加えて、15秒露光×50コマと30秒露光×25コマも処理したので、合わせてコンポジットしてみました。
合計135コマのコンポジットとなります。以前の物よりさらに少しだけ良くなったかな??
f0346040_20084792.jpg
お恥ずかしながら、さそり座の『カラフルタウン』など、我が銀河系内の分子雲・いわゆる『モクモク』すら写したことが無いのに、ご近所の銀河の『モクモク』を先にゲットできるとは想定外でした。

それにしても、初心者の方は、まさかコレ↓が元画像だとは思いもしないでしょうね。
f0346040_21255309.jpg
うーむ。まさに、デジタルマジック♪

★★お約束★★
本記事のデータは、あくまでも検証『ごっこ』です。
私あぷらなーとの頭からは、すでに「有効桁」とか「シグマ」とかの概念は蒸発しています。したがって、数値は精度を保証する物では無く、根本的に何かを勘違いしている可能性も大いにあり得ます。あくまでもネタとしてお楽しみください。

by supernova1987a | 2016-08-19 05:52 | 機材 | Comments(6)

お盆の各種テスト覚え書き③

先日来やっている、ASI1600MC-COOLのテスト撮影・検証『ごっこ』第3弾です。
テーマは、ASI1600MC-COOLの場合、「短時間+多数枚コンポ」と「長時間+少数枚コンポ」とで差があるか? です。
これは悩んでいる人、結構多いのでは無いかと・・・・。
f0346040_14280299.jpg

★いよいよ『本題』の比較
※共通データ
 望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC 1860mm
 赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス(AGS1制御)
 カメラ:ASI1600MC-COOL
 追尾:QHY5L-IIM+PHDによるオートガイド
 画像処理:ステライメージ6.5
 ダーク減算:撮影枚数と同じ枚数をコンポジットしたものをダークファイル減算
 ビニング:現像時に2×2ソフトウェアビニング
 
○15秒露光×40コマコンポジット
f0346040_13431092.jpg

○30秒露光×20コマコンポジット
f0346040_13432300.jpg
○60秒露光×10コマコンポジット 
f0346040_13433446.jpg
これは・・・ほとんど差がありませんね。
厳密に言えば、15秒露光のコンポジットだけ、横シマノイズが出ています。ちなみに、これ今まで出ていなかったのですが、おそらくオートガイドのおかげかと。
ノータッチガイドの場合、当然ながらコマごとに星の位置がズレていきますが、これは今「はやり」のディザリングをしている『ような』ものですので、本来あるはずのノイズが消えていたのかもしれません。念のため、15秒・30秒・60秒全ての位置合わせを無効にしてコンポジットしてみると、30秒のコマにも15秒と同等の横シマノイズが発生しました。ところが60秒には発生しません。後日プロファイルをよく見てみると、露光量では無く、SharpcapのパラメータのうちハイスピードモードのON・OFFに依存している可能性が浮上してきました。(これをONにするとノイズが出るという疑い。この点に関しては、いつか『検証ごっこ』してみます。)実は60秒の時だけOFFにしていたことが発覚。対照実験になっていませんでした。


★中心部を拡大して比較してみます
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ある程度予想はしていましたが、やはり、デジタル機材だけのことはあって、総露光量が同じなら同じように写るということでしょうね。
さすがに1秒露光の3600枚コンポジットと1時間露光の一発撮りが同じとまでは言いませんが、少なくとも15秒・30秒・60秒の差はほとんど無いと言えます。
ちなみに、M42を撮影していて気づいたのですが、とにかく明るいところを飽和させないことが大切なようでして、M42の場合、ゲイン400の30秒露光では中心部がサチって(飽和して)しまい救いようがありません。

えっ?・・・ゲインの差はどうなのだ、ですって?

はい。たとえば
「ゲイン200の60秒露光 VS ゲイン400の30秒露光」
とか
「そもそも、露光時間が同じ時、ゲインの差は(画像処理後に)存在するのか」
とかですよねぇ。

・・・すみません。そこまでは時間がありませんでした。



さて、次回は、「別な視点」から、「検証ごっこ」してみます。

★★★以下続きます★★★

 

by supernova1987a | 2016-08-18 05:59 | 機材 | Comments(5)

お盆の各種テスト覚え書き②

※前回の続きです

★今までモヤモヤしていたことが・・・

その露光効果が明確なフィルムと異なり、デジタル機材では「色々と釈然としない」ことが多いですよね。
デジカメの「ISO」設定などは、その最たる物でしょうか。フィルム交換できないカメラにISO設定があることが不思議。
要するに、撮影時のパラメータ設定と後処理で、変化があるのか釈然としない、という訳です。

さて、今回の検証『ごっこ』は、新兵器ASI1600MC-COOLで行います。
「テーマ」は・・・・・

★露光時間の差は出るか?

たとえば、空が10分間だけ晴れたと仮定します。
この場合、
 ①15秒露光で40コマ
 ②30秒露光で20コマ
 ③60秒露光で10コマ
が、それぞれ撮影可能です。

さて、①~③のどれが『正解』なのでしょうか?

・・・今まで検証できなかったのは、ノータッチガイドばかりしていたためです。
追尾精度上、15秒露光が限界だったという訳です。いやはや、まったくお恥ずかしい(笑)。
ようやくオートガイドできるように環境が整ったので、
8/13~14にかけて、M33を下記の通り撮りためました。
 ①15秒露光×50コマ
 ②30秒露光×25コマ
 ③60秒露光×60コマ

色々と検証『ごっこ』できそうですね♪

★検証ごっこ①:まずは1コマ撮影で
 レベル補正で明るさを合わせてみると、どうなるか?
 撮影は全てゲイン400で行い、現像時に3×3ビニングした後、レベル&トーン修正を施しました。

 ○15秒露光1コマ撮り
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 ○30秒露光1コマ撮り
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 ○60秒露光1コマ撮り
f0346040_12443536.jpg
はい。これは予想通りですね。いかに現像時にレベル調整しようとも、写ってない物は出せません。
露光を増やすごとに銀河の写りが良くなっていくのが分かりますね。

中心部をトリミングして比較してみましょう
f0346040_12472207.jpg
はっきりと差が出ました。

・・・ところが、ここで15秒露光のコマを4コマコンポジットすると、事情が変わります。


★検証ごっこ② 60秒1枚 VS 15秒×4枚コンポ

 先ほどの60秒露光一発撮り画像に対して、15秒露光の方に4コマコンポジットを施してやります。
 分かりやすいように、中央部をトリミングして比較してみると・・・
f0346040_12505145.jpg
ちょっと横シマノイズぽいものが出ちゃいましたが、ほぼ互角の写りといえるのではないでしょうか?
また、少し残っているガイドエラーが累積しないため(コンポジット時にキャンセルされるため)むしろ星像は15秒の方がシャープといえます。

※この横シマノイズに関しては後日触れる予定ですが、
どうも露光量では無く、他に要因がありそうな気配です。


さて、次回は、『本題』の「15秒×40コマ VS 30秒×20コマ VS 60秒×10コマ」を検証ごっこしてみます。

★★★以下、続きます★★★


by supernova1987a | 2016-08-17 05:23 | 機材 | Comments(7)

お盆の各種テスト覚え書き①

★お盆休みが終わっちゃいました

また本業で当分の間、身動きが取れなくなっちゃうので、
お盆休み中のテスト撮影結果を覚え書きとしてまとめておきます。

★ポールマスターとオートガイドの導入

これまでK-ASTEC改造Newアトラクスのノータッチガイドばかりやっていましたが、
ポールマスターの導入と、久しぶりのオートガイダー使用に踏み切りました。
さて、追尾精度はいかほど向上したでしょうか??

①ポールマスターの導入で、極軸望遠鏡を用いずに極軸合わせが可能となりました
f0346040_14104054.jpg
②破損したST-iの代わりに、QHY5ⅡMをオートガイダーとして導入しました。
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★ガイド精度の向上比較
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 左:目視極軸望遠鏡セッティング+ノータッチガイド(10分間)
 右:ポールマスター使用+オートガイド(10分間)

※共通データ
 望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC 1860mm
 赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス(AGS1制御)
 カメラ:ASI1600MC-COOL
 露光:15秒×40コマ(総露光10分間)
 コンポジット:比較明コンポジット(位置合わせなし)
 
画像は600%拡大トリミングです。撮影日は1日ズレていますが、撮影時刻・撮影対象の位置はほぼ同じなので良い比較になったと思います。ノータッチガイドの方は極軸エラーによる系統的なズレとピリオディックモーションによる周期的なエラーが分かりますが、オートガイドの方は飛躍的に改善されています。ピクセルサイズから測定してみると、おおむね±1.8秒程度の精度に収まっているようです♪
さらなる精度向上には、機材に生じているタワミの解消と、PHDのパラメータの追い込みが必要でしょうね。


・・・え?オフアキ?
・・・あ、ありますよ。星見屋さんの『OAG9』なる秘密兵器が、なぜか手元に。
ただ、色々と難しい問題があって、まだ一度も運用してません。
まあ、今後の楽しみに取っておこうということで(笑)


★蛇足ながら・・・

ちなみに、星がつながらずにプチプチ途切れているのは、タイムラグがあるのでは無くて、比較明コンポジットのロジックが持つ原理的な現象です。
手前味噌ですが、私メ考案の『イーブンオッドコンポジット法」なら全部きれいにつながります。
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※「イーブンオッドコンポジット法」による15秒×40コマ・ノータッチガイドの追尾エラー(ピクセル等倍)。きれいにつながっているのが分かりますね。

※比較明コンポジットで光跡が切れる原理は、こちら↓の拙作記事に詳細を。

※イーブンオッドコンポジット法については、こちら↓の拙作記事に詳細を。

※『この件』につきましては、諸説あります。
また、デモザイク済みの(JPEG等)データや、RAWデータ自体に映像処理エンジンの加工が入っている一般的デジカメの場合は、理論通り効果が出ない場合もあります。


★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2016-08-16 05:42 | 機材 | Comments(3)

季節の先取り♪

★ようやくまともに使えるようになった新兵器

新冷却CMOSカメラ ZWOのASI1600MC-COOLですが、
ようやくまともに使えるようになりました。
今のところ、明るい天体は15秒露光の大量コンポジットのままで良いとして
暗い天体は60秒露光まで使えるように極軸とオートガイドの環境が整いました。

前回書き忘れましたが、ピント合わせに関しても、
バーティノフマスク+SharpCapでフォーカスエイドが可能なので、あっというまに完了します。
・・・高校生の頃は、自作のナイフエッジテスターをフィルム装填前の一眼レフのフィルムレールに当てて、光束を切りながら四苦八苦していたものですが、もはや、こんなネタも分かる人が少なくなってしまいましたね。
・・・とにかく、凄い時代になったものです。撮影準備が速い・速い。
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★薄明の中、早くも『例の』天体が・・・

さんかく座のM33を撮影した後、東の空に「オリオン」が上ってきました。
・・・という訳で、オリオン座大星雲M42をASI1600MC-COOLで試写してみましょう♪

望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC
フィルタ:LPS-P2
カメラ:ASI1600MC-COOL
冷却温度:-10℃
ゲイン:400
露光:15秒×40コマ
データ:RAW(FITS)

画像処理は、ステライメージでベイヤーのままコンポジットしてビニングしたものをL画像とし
通常のコンポジットしたものとLRGB合成。
デジタル現像で中心部がつぶれないように処理します。
・・・で、今回はステライメージのマルチバンドウエーブレットで微細構造を抽出します。
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おお、なかなか良い感じです。
※ゲイン400だと30秒露光ですでに露光オーバー。トラペジウム付近が飛んでしまってました。

ちなみに「シャープさ」よりも「なめらかさ」が好き・・・という方には、ウエーブレット処理前のこちらをどうぞ。
なんか最近、こっちの路線の方が好きだったりします。
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ともかく、やはり、明るい天体は処理が自由自在で楽ちんですね♪
(・・・というか、このレベルの天体ならIR改造D5000で十分なのですが・・・・ね。)



by supernova1987a | 2016-08-15 06:10 | 天体写真 | Comments(3)


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